さようならたこフェリー取材記

雑誌の緊急取材で、営業停止予定のたこフェリーに乗ってきました。
今回はその取材を行った1日をアップしたいと思います。

須磨から下道を走って明石到着〜。と思ってたら、フェリーが出向間際。乗ろうとしたら、バイクいっぱいで乗れませんといわれ、1便見送りに。
次の便までは約1時間待ち。かつてはもっと便があったんですけどね。折角なので、フェリーターミナル辺りをうろうろ。
1時間待ちがあるならと、町に戻ってきむらやの玉子焼きを食べに行きました。今日はお客さん少ないなぁ。
ちょっと待ったら出てきましたよ。1人前20個の玉子焼きでーす。この辺りでは、普通は明かし焼きですが、ここでは玉子焼きといいますよ。
食った食ったと戻ってきましたが、フェリーはまだ戻ってきていません。仕方ない、ゆっくり待つことにしますか。
廃止報道があってから、たくさんの人が最後に乗ろうとやって来ているようですね。たくさんの人がフェリーを待っていました。
対岸の岩屋に渡ったフェリーが戻ってきました。この写真ではわかりませんが、対岸からもたくさんの人が渡ってきました。
これはシゴゼンジャーの船ですね。たこがでっかく描かれたフェリーは、既にタイに売却されており、最後の1隻ががんばってました。
早速フェリーに乗り込みます。まずはバイクが先に乗船します。こうやって船の壁際に固定されます。
平日だったとはいえ、さすがにこの日はバイクも多かったですね。ほぼいっぱい状態で出航しましたよ。
甲板に上がって景色を見ながら行くことにしましょう。たくさんの人が上がってきました。自動販売機前もたくさんの人です。
船が動き出しました。明石海峡大橋も便利ですが・・・。フェリーでわたる旅というのもオツなものですよ。
こうやって見ると、明石って住宅地なんですねぇ。マンションがたくさん写っていますね。暮らすにはいい場所なんでしょうねー。
海流は結構強いですが、やっぱり瀬戸内海。乗っていてもそれほどしんどいことはないですね。だんだん橋が近づいてきましたよ。
明石海峡大橋@
明石海峡大橋A
明石海峡大橋B
明石海峡大橋C
明石海峡大橋D
明石海峡大橋E
明石海峡大橋F
明石海峡大橋G
みんな甲板に出て、橋をくぐる前からくぐった後まで写真撮りまくり。この日は毎日放送のテレビカメラが撮影をしていましたね。
せっかく淡路島に来たので、以前こけさんがすばらしいと言っていた、あわじ花さじきへやってきました。これはサルビアだったかな?赤が強いですね〜。
こんな風に、ひっくり返ってお昼寝したり、ぽけっとするには良さげな公園です。でもホントはコスモス見たかったんだけどなぁ。既に時期を過ぎて、耕されていました(涙)
花を見るには結構微妙な時期だったんでしょうね。結構咲いてはいましたが、さすがにちょっと時期はずれな感じも否めませんでした。
明石海峡大橋の下にある、道の駅まで戻ってきました。昼ごはんを食べていなかったので、たこの漬け丼を食べてみました。なかなかうまかったっす。
せっかく来たから温泉に入ってから帰ることにしました。道の駅から1kmも行かないところに、明石海峡大橋を臨む温泉がありますよ。いい風呂でしたよー。
名残惜しくもさあ帰るか、とフェリーターミナルに戻ってきたら、ちょうどフェリーが出航間際。すぐに並んだんですが、またしても1便まわしとなり・・・(笑)
またしても1時間待ち。仕方がないので、フェリーターミナル周辺をうろうろ。待合室に入ってみたら、こんなポスターが。
以前利用していた時も見上げていた看板。営業権は隣の高速船運営会社に移りましたが、またこの絵のフェリーを見られる日が来るだろか?
時刻表を見たら、乗客の激減で運行を取りやめた時間にシールが貼られていました。これを見たら、さすがにさびしかったですね。
フェリーを待つ人たちの小腹を満たしたかもしれない、カップヌードルの自動販売機(笑)。こういうの見ると、なんか食べたくなるよねー。
こんな風にうろうろしてたら、ようやく明石からフェリーが到着。さあいよいよ最後の航行に乗船します。
岩屋港を出発し、徐々に淡路島を離れていきます。復活の可能性のニュースが流れたとはいえ、この時はホント最後なんだなぁと、感傷的な気分でした。
帰りのフェリーも、多くの人が乗り込みました。この時は、タンカーを避けるために大回りで航行したので、夕日をのんびり眺めながら乗船できました。
防波堤の中に入り、速度を落としてゆっくりと岸壁に近づいていきます。
いよいよ着岸です。ゆっくりゆっくりと、はしけのあるあるところに船が近づいていきます。それにしても、この操縦技術はたいしたものですよね。
着岸し、明石に戻ってきました。これでこのフェリーが見納めでしたので、バイクを入れて記念撮影しました。お疲れ様でした。

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