長野餘部ツーリングひとコマ(後編)

某雑誌のキャンプに顔出しした後に下呂温泉で1泊。しかしこの後行きたいところがせせらぎ街道と餘部鉄橋
っていうのはどう考えても全く離れすぎだと思うー。と今だから言えるんですが・・・。
それでは全くまとまりのないツーリングの後半のスタートです。

宿に入ったときはまとまった雨がずっと降り続いていたんですが、朝になってようやく上がりました。出発前に荷物を積んで1枚撮影。
お世話になった、民宿松園さん。1泊4,200円からです。晩は料理のみのお客も入れますよ。場所はJR下呂駅から温泉街に向かう橋の手前です。
出発前に散歩。橋の上から川を覗くと、おおっ、川原に無料の露天があるぞ。すでにおっちゃんが一人入浴してました。楽しそうにおばちゃんが話しかけていますよ。
橋の袂にちょっと立ち寄ってみたのですが、こんな風に温泉が湧いているところがあります。ちょっと手をつけてみましたが、いい湯でした。
端から南側を覗くと温泉街が広がっています。この方向以外にも旅館が広がっており、名前だけのことはある、大きな温泉街でした。
JR下呂駅に行く途中にこんな大きな招き猫がありました。思わず記念撮影したりして。今日は月曜日だったので、通勤の人の目がちょっと痛かった(笑)。
JR下呂駅です。列車が到着したところですが、月曜日と言うことと、まだ早朝のせいかお客はほとんどいませんでした。
お客もいないので、駅前は静かでした。これが土曜日曜なら結構な賑わいになるんでしょうね。
下呂温泉を出てからはせせらぎ街道目指して走ります。山の中に入っていくと、こんな風に人工のものは何もない風景が広がっていきます。
せせらぎ街道の手前くらいできれいな紅葉があったので途中停車して撮影しました。まとまりが良すぎる感じの写真ですが、結構気に入ってます。
以前にも桜っこで走ったせせらぎ街道ですが、紅葉が深まってくるこの季節もすばらしい。でもどうやらピークは過ぎたようでだいぶ葉が落ちているところが多かったです。
これもお気に入りの1枚となりました。ちょっとバイクが遠いのですが、緩やかなカーブ、わずかに残った紅葉、小さい小川の風景がいい雰囲気をかもし出していると思います。
今回も走行中の撮影を行ってみました。対向車もほとんどなく、快適に走行できました。
この風景など、ちょっと日本っぽくないような感じがしませんか?本州にもこんな風にいい風景が展開する道があるんだなあと実感しました。
せせらぎ街道から山を抜けて途中のパーキングで休憩中、こんな物を見つけました。凝ってるなあと思って撮影したんですが、実はこれ既製品で販売されているのを後に知りました(笑)
後ろにはこんな水車が回っていました。特段の観光地と言うわけではないのですが、道が整備されたときに作られたようです。
山越えで福井に抜けるまでに、国道ばっかじゃ面白くないと県道に入ったところです。ここも本州らしからぬ風景が広がっていて楽しめました。もっともこの後、道がすごく荒れていてえらい目に会いました。
がれた道を抜けると整備された農道になって走りやすくなりました。その途中にあった滝です。
ちょっとした滝ですが、マップルには掲載されてはいません。こういったものを見つけるとちょっとうれしいですね。この後山越えで九頭竜湖方面に向かいました。
九頭竜湖に向かう途中で雨が降ってきたと思ってカッパを着たら、5分後にやんじゃった。ヌグフルキルヤムの法則そのまんま(笑)。ようやく九頭竜湖到着です。
さすがに雨が少ない時期のせいか、すこし貯水量は少なめでした。雪が降ってきたらそうでもないんだろうなあ。
これが九頭竜ダムです。ロックフィル方式なんですね。まあこうやって見てもダムというのはあまり面白いものではないなあ。
道の駅九頭竜湖までくると、勝山で出土した恐竜にちなんでこんなモニュメントが。15分に1回鳴きながら動きますよ。思わずおぉーと見てしまった。
道の駅でお昼ということで、まいたけそばを食べました。それくらいしかなかったんだけど・・・。この辺りはそれが名産のようで、売店でも売られていました。そばも手打ちでおいしかった。
道の駅はJR九頭竜湖の駅なんですが、間のトイレにこんなもの発見!小学生の手作りのようですが、ガンダムだぁ!
そういや鉄橋落ちてどうなってるんだろ?と思っていたら、一部バスで振り替え輸送しながらも営業していました。地元の皆さん、がんばってくださいね。
福井まできたら高速で一気に敦賀へ。雨がまた降ってきたのでカッパ着て若狭高浜へ。そしたらまたピーカンで晴れた。うー。道の駅で今日の宿を検討しに休憩中。
んで真っ暗になりながらも久美浜のキャンプ場に到着。買出しの後、久美浜温泉に出かけました。風呂上りに買った牛乳です。この近所で作られているヒラヤミルクというブランドでした。
真ん中の段は全部ヒラヤミルクです。こうやって地元の牛乳が入っていると言うのはいいことですよね。
一番近くだったのでこの温泉に入りに来たのですが、アイアンホースの武田哲さんのHPや、ジパングツーリングでも取り上げられており、なかなか有名な温泉なんですねえ。
今回のツーリングで初のキャンプ。平日なのでほかに誰もいません。このランタンはいつも行くバーで仲良くしていただいているしんさんからいただきました。むちゃくちゃ明るいです。
実際にはこんな感じですね。フラッシュなしのデジカメで撮るとどうしても明かりが強く入ってしまいますが、雰囲気はこんなものですよ。
やっぱりこういう簡単なものになってしまうんですが・・・。これをあてにビールを飲むのが最近のパターンだなあ。
キャンプ場の朝。こんな風にキャンプ台があったので、グランドシート側の夜露を考えてこの上にテントを張ってみました。
キャンプ場の前には久美浜湾が。夜にここで釣りをしている人がいて、帰るときの物音はえらいびびった(笑)
さて最終日。今日は餘部鉄橋まで行って帰る予定です。最初に北近畿丹後鉄道の久美浜駅に寄って見ました。えらい立派な駅だなあ。
ずいぶんと歴史のある駅舎のようです。これが夏場だったら海水浴客も多いんだろうなあ。この日は数人が列車待ちをしていました。
久美浜から餘部鉄橋に向かって走る途中に、城崎温泉があります。ついでなのでちょっと寄ってみる事に。おお、こんな風なんだ。実は初めて来たんですよ。
せっかくなので、ひとっ風呂浴びていくかなあ。と思ってうろうろしたんですが・・・。足湯も含めてどこも開いていない。午後3時くらいからじゃないと入れないそうです。
くすぶりながらもJR城崎温泉駅へ。平日とはいえ、温泉帰りのお客さんがたくさんいました。まだかには解禁になっていないんですが、下呂温泉同様、人気がある温泉ですね。
下呂温泉同様、駅前にはこんな風に温泉を引いているところがありました。ここでは手はつけませんでした。
さて城崎温泉を出て餘部に向かって出発です。途中の踏み切りで列車待ち。浜坂側から普通列車が到着しました。ローカル度満点です。
途中海岸沿いの道路を走るとこんな風に高度を上げていきます。この下には水族館がありました。なかなか見晴らしがいいですよぉー。
昨日と打って変わって、ちょっと雲はあったものの、波も穏やかで落ち着いた天気になりました。
香住に向かって走る途中、こんな洞窟が目に入りましたが・・・。ちょっと案内板はありませんでした。以下にも海賊が潜んでいそうな穴ですねえ。
JR香住駅にとうちゃーく。駅前にあるかにのはさみでまねっこポーズで記念撮影(笑)。この後道が分からなくなったので、駅前に立っていたお巡りさんに聞き、再度出発。
JR鎧駅の奥にあるベンチに座って撮影。これもまねっこポーズですな。何かの映画の撮影場所だそうですが・・・なんと言う映画なんだろ?
で、鎧駅で時刻表を見ていたら、隣の餘部駅からもうすぐ列車が到着することが判明!猛ダッシュでバイクを飛ばしたところ、ぎりぎり鉄橋を渡り始めた列車を撮影成功!
鉄橋の下には駐車場があり、下から鉄橋を見上げることができますよ。確か50メートル近くの高度があります。これで冬の風から橋を支えているのかと思うとすごいですよねえ。
横から見たところ。ちょうどこの辺りが、昔列車が落ちてきた事故現場です。被害に遭われた方々のご冥福をお祈りいたします。ここにはその当時の写真が保管されています。
下から駅まで上がること10分ほど。結構きついのぼりを登りきると、JR餘部駅に着きます。その裏手に撮影ポイントとなる土手がありまして、そこから撮影したものです。列車が来れば、確かにいい構図ですよね。
次の列車が来るまでに2時間以上あったので、あきらめて降りてきました。橋の周りの家の軒先に渋柿が干してありました。最近あまり見ませんよね。
鉄橋の下の駐車場前は、すぐ海になっています。ここでは非常に強い風が吹いていて、目を開けているのがつらかったです。
逆光で醜かったのでちょっと加工してます。海側にある山手から鉄橋を撮影してみました。こちらもよく見られる構図ですね。
鉄橋のままの方が雰囲気あっていいなあと思いつつ、帰路につきます。途中で伊根の舟屋を見ていくことにしました。道の駅伊根から撮影。高台にあるので良く見渡せます。
道の駅から降りてきて、海沿いの細い道を走ります。漁港のようなところがあったので、そこから撮影。
1階部分が船の格納庫になっていますね。この地域に根ざした生活スタイルなんだなあと、しばらくぼんやり見ている私でした。
倉庫トップに戻る

目次に戻る

UNLIMITEDトップに戻る

inserted by FC2 system