2004年九州・四国ツーリングひとコマ(後編)

結局コムさんは宿が取れず、車で夜を明かしたとか。こっちは最初目当てにしていたキャンプ場が
見つからず、大変心細い中、結局坊中キャンプ場に行くことに。雨が降ってくれなくてよかった〜。
後半は雨の記録(笑)みたい。

坊中キャンプ場の朝。夜はぽつぽつと雨が落ちかけている中、テントを張ったらその後は雨は降らずに朝を迎えました。やれやれ。撤収楽でいいわ(笑)
まずはお土産の馬刺しを買うため(笑)、草千里ヶ浜に向かいます。途中放牧されている牛や馬が見えました。その向こうには阿蘇の町並みが見えますね。
もう1枚。昨日コムさんから教えてもらった(というか、今まで行かなかったのが不思議なんですが)大観峰側のほうを撮影。
阿蘇の山のほうは、ご覧の通り。昨日の夜から天気は下り坂。今日は天気悪くなるだろうなあと思っていたら、まさにその通りでした。
あっ、あれが米塚かあ。ってだいぶ小さくしか見えませんけど(笑)。あれも立派な火山なんだって。JR九州の新幹線のポスター、なかなか面白かったなあ。思いつきそうで思いつかないもんだねえ。わからない人は調べてみてね。
寒い早朝、草千里ヶ浜まであがってきました。さすがにまだ人気もない・・・。うーん、まだ寒々しいなあ。
でも観光用の乗馬はちょうど準備中。みな草をほおばっておりました(笑)
草千里ヶ浜のレストハウスでお土産を購入した後は、高森方面に下りていきました。途中、こんな風に高森方面の町が見下ろせますよ。
これも高森方面に向かう途中。草ばっかりのところでは、ずいぶん先の道路まで見通せたりします。ついつい止めて撮影しちゃうんだよねー。
途中から一気に標高を下げていきますが、その途中で高森方面の町並みがよく見渡せる場所が出てきます。これが火山の噴火した場所なんて信じがたいなあ。
高森に下りてきて、さてどうしようかなあと思っていたら、そうそう、このあたりに白川水源があるのを思い出したので、水を汲みに行ってみました。うまいかな?
白川水源はR325の旧道沿いにあります。まだ早朝とはいえ、結構な人が来ていました。水を見ると、なるほど、これはきれいな湧き水だわ。
奥の神社の手前に、このように水が湧き出るところがあります。そこから手でくる水を柄杓で汲むようになっています。もちろん水筒にいれましたよ。ただ味はやっぱ羊蹄山の方が好きかなあ。あ、もちろんおいしい水ですよおー。
水源の水汲み場の前には、こんな風に売店の前にペットボトルなんかが売られています。値段を見ると、ぼっとるやんけ!という値段。でも周りを見ると、結構多くの人が購入したボトルに水を入れてました。うーむ。
水源からバイクを置いたところに戻ったら、目の前に無人販売所が。イチゴ1パック100円でした。近寄ったらすごくいい香り!買おうかと、真剣に悩んだわ。
ここが白川水源の入り口です。車はほかにもいくつか駐車場がありますよ。それから入っていくと、なんか誕生石を売っている売店なんかもありましたが・・・何か関連あんのかなあ?
同じく水がらみで、道路を走っていたら、高森湧水トンネル公園の案内が。どんなんだろうと思い、こちらも寄ってみることにしました。
これは入り口付近の写真。このトンネルは、国鉄時代に高森から高千穂方面に線路を引くために掘削されたものだそうです。でも事業として成り立たないことから、結局途中で放棄されたものだとか。
奥に行くと緩やかにカーブしていて、外の光が入らなくなると照明がとてもきれいです。真ん中に流れる川を挟んで歩道があり、右側通行で歩いていきます。
結構距離がありますが、しばらく歩いて終点前にはこんなライトが。神戸のルミナリエみたいに見えますよ。
終点にはこんなものがあります。これ、まあいわゆる噴水みたいなものなんですが、特殊な光線を当てて、まるで水滴が上がったり下がったり、いろいろな動きをとっているように見えるんです。
うーん、動画じゃないから、この写真を見てもどういうものかは想像し難いだろうなあ。これは実際に見ることをお勧めします。
この写真で見ると、水の玉があるのがわかりますか?この水の玉がいろいろな動きをするんですよぉー。
トンネルの中には、通風孔を利用したもののようですが、こんなステンドグラスが入った天井が見られました。ここに来た人みんな上を見上げているからすぐわかります(笑)。
出口に向かう途中で撮影したものです。実際にはトンネルってこんな風に無機質な空間なんですよね。
トンネルの出入り口の横にはこんな水飲み場がありました。かえるの形をしたやつですね。
さて、この阿蘇のやまでずっと気になっていたのがこの花。藤の花みたいなものなんでしょうか?結構山の中だとあちこちで見られるんですが・・・。気になって、きれいに取れるところをずっと探してました。
ごらんのように、山の中だとこの季節、結構咲いているようですね。紫色がかった青い花がきれいですねー。
あっ、この構図は前も撮ってHPに載せてたな(笑)。阿蘇の山の中を走ってきたので、また撮影しちゃいました。
以前の冬に列車で阿蘇を通過したときに、一瞬この滝が凍りついているのが見えて、見てみたかった滝です。あっ、今地図を見て名前を入れようとしたら、地図に載ってない!でも国道265号沿いには案内がありますからすぐにいけますよお。
確か、上の写真が女滝、左の写真が男滝だったような・・・。アー、ちゃんとメモしとかないとダメっすねえ。高さはかなりのもので、見上げるほど。冬に来ると特に凍てついていて、すごいものですよ。この滝が解けて崩落する音がすると、阿蘇に春が来た証なんだとか。
その滝に一番近い駐車場から見た風景。ぜんぜん観光地の場所じゃないから、普通の農村風景が広がって見えます。
滝から今度はコムさんお勧めの大観望へ移動。そしたらついに雨が降ってきた・・・。といってもまだそんなにじゃないんですけど。ただ向こう側は雲に隠れてお釈迦様が寝そべった封にはちっとも見えなかった。ちっ。
大観望から麓の町を望む。水田が多いんだなあ。この日は結構風が強くてつらかった。
そんな中、大観望の先のほうで、ラジコン飛行機を飛ばす人たちが。雨が降ってきたので引き上げる人が多い中、この人たちはずっと残って楽しんでました・・・ってこの写真じゃ飛行機はわかんないなあ。
阿蘇から向かった先は、去年いけなかった中津江村!ここでカメルーン定食を食うんだーと走っていきました。ちょうど村役場の前にはこんな横断幕がまだ残されています。
中津江村の奥、道の駅鯛生金山にてカメルーン定食が食えるんですが、行ってみたら売り切れ!ガーン!1日限定数しか作らないんだと。その食堂の前にはこんなものがありました。
こんなものもありますよ。カメルーン一式って感じでしたね。でも大いに知名度が上がったんだから、呼んだ甲斐があったというものだろうなあ。
これは道の駅にあったやつで、サッカーボールをした置物なんですが、カメルーンの選手がサインして言ったやつなんですね。サインしてあるのが見えるかと思います。
道の駅から村役場の方面に向かうと、カメルーンの選手が練習したグラウンドのところの坂は、カメルーン坂として案内がありますよ。思わず笑っちゃった。
中津江村からは阿蘇に戻る形で黒川温泉に。温泉街では車がえらい渋滞!バイクも進むのが大変でした。ただ隙間における分、バイクは楽。んで、500円払ってゆっくりと温泉につかってきました。
このお宿の温泉に入ったんですね。ちなみに温泉組合?の会館で3つの温泉に入って1300円?だったか、手形を買う方法もありますよ。ちなみに宿泊の値段も見たんですが、思っているよりも高くなかったなあ。良心的な温泉街ですよ。
黒川から別府に下ってきたんですが、雨でどうするか迷った挙句、ホテルを空き部屋探して転々。駅前高等温泉の雑魚寝に空きがあって、そこで泊まることに。その後食事を取るため町をうろうろ。これは今回のVOWのお店(笑)。
入ったお店は洋風の装いで、中に入ると実は炉端っぽい、ちょっと変わった感じのお店。でも人気店らしく、次から次からお客がやってきて、すぐには座れない状態でした。
この人が店長さんだったようです。いろいろ指示を出してました。ちなみにここで初めて関アジの造りを食いました。確かにしまっててうまいっす。
概観はこんな感じなんです。ちょっと炉端にはみえないでしょ。ちなみに場所は、JR別府駅から真っ直ぐ国道まで道を下っていったところにあります。
ちょっとぶれちゃってますが、この日の宿となった駅前高等温泉。泊まれるとは知っていたけど、ほんとに宿泊することになるとはなあ。相部屋の人はみなツワモノのような感じの人ばっかり(笑)。
翌日、四国に向けて出発前に一枚撮影。カッパ着てますが、すぐに雨は上がっちゃいました。そうそう、ここに泊まると温泉は入り放題です。といっても1回以上入るほどの時間的余裕はないんだけどね。
普通に走って佐賀関に着いたら、なんだ空いてるじゃんって思ってバイク止めると、1回で10台しか乗せられないんだって。てなわけで、ちょっとの差で1便後回しでおよそ2時間待ち。だらだらと船待ちでした。
ようやく船に乗って、70分で反対の三崎に到着。こちらもどうやら1便待ちの様子。さて今日はここから足摺岬まで南下しようかなと思っていたところ。
南下する途中でよった、宿毛駅。この時点で既に3時を回っていました。実はフェリーを降りたときにライダーズインを予約した関係上、足摺まで行くと相当遅くなってしまうことから、足摺岬はここであきらめました・・・。
宿毛からは中村に出て、四万十川を遡る形で進んでいきます。途中で沈下橋があったので寄ってみることにしました。
沈下橋から上流を見たところ。ちょっと雨が降っていて、こんな風にもやがかかっています。川は静かで、ちょっとどこか中国の風景に似ているなって思った瞬間です。
沈下橋の真ん中付近で撮影したものです。雨にもかかわらず、中村に近いところでもあったことからか、そこそこ観光客がいました。
川べりに降りて、沈下橋を撮影しようとしていたら、ちょうどバイクが1台通過していきました。こうやって見るとなかなか絵になりますよ。
こんな風に屋形船もやってきました。まあよく見たら、エンジンがついていて、それで船が動いていましたけど。でも絵としてこれもよかったなあ。
橋のそばでは地元の川漁師の老夫婦が仕掛けを沈める作業をしていました。漁ができるくらい、獲物が豊富なんでしょうね。
下流のほうでは、遠くに帆を張った船も見られたんですが・・・。遠すぎて、この写真だとよくわかんないナァ。
雨の中を我慢して走って、ようやくライダーズイン雲の上に到着。実はハラトモ譲もこの宿を取ろうとしたら、タイミング悪く満室になっていたとか。雨でぬれたもんだから、いろんな荷物を部屋ん中にほっぽりだしているの図。
この日は部屋の前で夕食作って、雲の上温泉に入りに行きました。
翌日部屋を片付けたところ。そういえば、ベッドの部屋と普通の部屋があるのですが、この普通の部屋は通常寝袋必要だったんでは?布団があるなんてありがたいなあ。
出発前に撮影。この日も雨が降っていて、すぐにカッパを着た次第。せめて最終日のこのときくらいはさっぱりした格好で写真撮りたいなあと(笑)。
この日はR439(よさく)を最後まで走っちゃるー!と意気込みながら出発したのですが、途中でこんなものを発見!少し入っていったんですけど、ダートになってしまったので、悪路を考慮して引き返しました・・・。うーん残念。
よさくの途中。改良された区間も多くありますが、こんな昔からの狭い道もたくさん残っています。439は徳島〜中村の山の中をつなぐ国道です。ちなみに途中の道の駅であったライダーは、やっぱり「よさくはき〜をきる〜」などど歌いながら走っていたそうな。考えることはみな一緒(笑)
下の写真を撮影した場所で、山並みのほうを撮影したものです。このころから雨は上がりだしたかな。山の合間に漂う雲の様子がすばらしかった。
この先が四万十川の源流点だそうです。行ってみようかとも思ったんですが、時間的に難しいのでこの日は断念。機会があれば次回以降で行ってみたいなあ。
これも439の途中で撮影したもの。すぐ近くの山にかかる雲。目の前の家があるところに雲がかかっている様子が不思議。あれ、水なんだよねえ。
439を走っていたものの、やっぱり時間が足りなくなって、R32まできて断念。ここから32を進んで小歩危まで来ると、こんな新しいショップと施設がありました。なんとつい最近できたモンベルのショップでした。夜のカヌーイストの野田さんの公演聞きたかったなあ。
上の「WEST WEST」から吉野川 小歩危を望んで撮影。モンベルのラフティングの基地にもなっているそうで、ショップの下の階はボートなんかがありました。
昼食を食べてないのでここでホットドックとコーヒーを。お店のお姉さんがいい感じの方でした。雨で冷えたからだがあったまる〜。
ここから徳島までさらにした道で行こうかとも考えたんですが、早めに戻ろうということで、途中からは高速に乗ることに。高速に乗っちゃえば早いけど、面白みはなくなるなあ。
ところが徳島港に着くと、海が荒れていてバイクを載せる台数に制限が出て、こちらも1便後回しの状態に。結局家に戻ったら、夜の9時を回ってしまった。まあ無事に帰れてよかったよかった。

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