2004年北海道ツーリングひとコマ(前編)

今年は今年で、会社の事務所が引っ越した関係で、直前までPC環境の設定と引越し整理で
ぎりぎりちょんな状態!それでも何とか間に合わせて出発したのが自分らしい(笑)。
それでは2004年版北海道ツーリングひとコマをどうぞ!

ほんとはもう30分早いラピートで出発する予定が、いつも通りギリギリの列車になってしまった。今年は天気がよかったから、運行中止なんてなくて、普通に出発できました(笑)
関空ついたらギリギリの時間。すばやくチケットを購入して、ゲートを通って飛行機に乗り込みました。まさに飛び立つ前の関空の景色です。
実はまだベルト着用サインが消えていない状態だったんですが(笑)。飛び立ってからの夕日がきれいで、どうしても撮影したくてこっそり写真撮っちゃいました。
千歳についてから夕食にススキノに出て、そのままホテルで一泊。翌日苫小牧まで移動して、日通で先に送っていたバイクを引き取りました。さて今年はどう回ろうかな?
思案した結果、羊蹄山に登山中のハラトモ嬢を尋ねることにして出発!樽前国道を支笏湖方面に上がって、R276号方面に。道の駅大滝で休憩中。
今まで何回かこの道の駅に来たことはあるんですが、このきのこ汁を食べたことなかったなあ。せっかくだから注文することに。
これがそのきのこ汁。これは普通盛り。大盛りで注文すると、それはそれはきのこいっぱいで出されるそうです。
その道の駅でみた超過積載バイク!でもなんか、何年か前に見たバイクのような・・・。昔見たやつも、こんな風に後輪両サイドに荷物が積んであったなあ。
羊蹄山に向かう途中で道道66号(だったかな?)に咲いているユリの花を発見。昔見たとき、走りながらとてもきれいで気になっていたやつです。これが数キロ続くなんて想像できます?
真狩村にはいって、羊蹄山の麓までやってきました。やっぱりいい山ですね。登ったハラトモ嬢いわく、かなり登りが厳しいとか。
その麓にある、羊蹄山の水が湧き出ているところへ。毎年ここで水を汲んで帰っていますが、本当においしいんですよ。
上の湧き水のすぐ近くにキャンプ場があります。ハラトモ嬢は連泊して登山中でした。なのでハラトモ嬢のバイク、じゃぢゃまる君と記念撮影(笑)
やってきたよの証拠写真です(笑)。手前のブルーシートのところに参上の名刺を挟んでたのに、寝る前まで気がつかなかったといわれた(笑)
お昼だったので、ぜんぜん人がいませんでしたが、いいキャンプ場でした。機会があったら一泊してみたいなあ。
さてもう少し走って、ニセコ駅にあるカレー屋さんに行くべく、やってきました。ちょうどバスが到着。懐かしいボンネットバスでした。
ニセコ近辺を走ったことは何度かあるんですが、ニセコ駅にやってきたのは今回が初めて。いい雰囲気の駅ですねえ。
ちょっと駅に入ってみました。こちらが小樽、札幌方面。いかにもローカル線の駅ですね。
こちらは長万部、函館方面。昔はここを蒸気機関車が通っていたんだとか。そういう風景が似合う駅でした。
ここがそのカレー屋さん。駅構内にあります。昔、カムイ岬の駐車場で、地元のライダーさんに教えてもらったのですが、来たのは初めて。ちょっと楽しみ。
この日のお勧め、長いもとベーコンのカレーをいただきました。長いもをカレーで食べたのは初めて。不思議な食感でしたね。
この日は本当にいい天気。ちょっと気取ってバックミラーに写る景色を撮影したりして(笑)。ニセコから日本海側に出て、函館方面に南下する途中です。
上のバックミラーに写っている景色は実はこの写真だったりします。このまま函館まで南下すれば、正式に北海道一周したことになるんです。はい。
その途中にあった、三本杉岩。杉というよりも、岩が三つ連なっている印象のほうが強いですね。
ちょっと逆光ぎみですが、こんな風に岩が三つ並んでいました。ちなみに手前は海水浴場です。
今年の北海道は信じられないくらい暑い夏だったそうです。私が行った2日後にはいつもの北海道に戻っちゃいましたけど。でもこの日は暑かったなあ。海水浴がうれしい暑さでした。
さらに南下すると、こんな岩が。なんだかこぐまみたいな岩だなあ。
と思っていたら、やっぱり親子熊岩というそうです。これだけ想像しやすい岩も珍しい。
また少し南下したところで撮影。撮影したときはいい景色だなあと思ってたんですが・・・。ちょっとこの写真で見ると、あまり写真栄えしないなあ。
江差繁次郎と記念撮影!なーんて。日が傾きだしたころにこんな像がありました。でもなんか昔に同じ写真を撮ったような・・・?思い違いかな?
その横にあった、ちょっと変わった魚の形をしたモニュメント?を抱えて撮影。昔のニシン漁が栄えたところでしょうから、それなんでしょうか?
この繁次郎像の下のところに、「笑え笑えばええことある」と刻まれていました。この人が言った格言でしょうか?いい事言ってるなあ。
駐車場からはこんな風に見えるんですね。でも日本海側も江差付近だと走っているバイクを見ることはほとんどなかったなあ。結構面白い道ではあるんだけどね。やっぱりなかなか南は行きにくいって事か・・・。
日も暮れ始めたので、そろそろキャンプ場を探す時間に。でもその前に、と江差港にある開洋丸を展示しているところまでやってきました。これ、実際の開洋丸の一部だとか。
これが復元された開洋丸。港にある建物とあわせて資料館となっているようですが、ちょうど閉館時間でした。うーん残念。
資料館横には実際に使われていた大砲の砲身があったり、開洋丸に設置されていた錨の模型が合ったりと明治初期の遺品がたくさんありますよ。
この日のキャンプは道の駅「上の国もんじゅ」近くにある無料キャンプ場。到着したときライダーが2名いました。その近くでテントを張って夕食の準備。
そのキャンプ場の近くに不思議な塔が見えたので、風呂に入りにいく途中で寄ってみることに。一番上のところから撮影。結構見晴らしがよいです。
もう一枚角度を変えて撮影。どうやら上の国の町を見渡せるようになっているみたいですが、あまり人が来ないせいか、鳥の巣があったりしました。
塔の外見はこんな感じ。もしかしたらライトアップとかするのかな?と思っていたら、風呂から帰ってくると、煌々とオレンジ色の照明がついていました。町のシンボルタワーなのかな?
風呂は上の国町の消防署裏にある銭湯で。マップにも載っているのでそんなに迷うことはないかと。小さいながら露天風呂もあったりします。ここでちょっと雨が降ってきて少しブルーになった私。
翌日はきれいに晴れました。朝7時過ぎにキャンプ場を出発。函館まであと何キロかなー?と思ったら150kmもある!安全にすっ飛ばしながら松前に到着。
まだ開いてなかったので、外から写真撮影した松前城です。そういえば、松前で8月中旬に武者姿のバイク乗りがパレードするのって、どこでやるんだろうなあ。ちょっと参加してみたいっす。
お城の裏側にはこんな広場が。そうそう、あとでわかったのですが、なんとコムさんの車とすれ違っていたとか!走り屋の目になっていたと言われた。
さて松前を出たら、北海道最南端の白神岬へ・・・。といいたいところなんですが、いつの間にか通過しちゃった。パーキングあったんですけど、どうもそこが岬とは思えなかったんだよなあ。
そのまま走って道の駅横綱の里ふくしまへ。今でもこんな風に千代の富士や千代の山ののぼりが立っています。これはイチローからの千代の富士ののぼりでした。
ちょうどそこで九重部屋の朝稽古がありました。若い力士の稽古中で、千代大海とかを見ることはできなかったけれど、うーんすごい!朝早く来た甲斐があった。できれば親方に会いたかったというのが本音(笑)
その上は資料館になっていて、千代の山と千代の富士の経歴やらトロフィーやら、いろいろ置いてありました。一番目を引いたのは、この千代の富士の大銀杏だったかな。断髪式で切り取ったやつです。
さて国道228号を函館まで一気に走ってきて、この交差点で国道5号線と合流。これで北海道を完全に一周した事になりました!まだまだ先は長い・・・。
ほんとは函館の市場に行こうと思っていたんですが、完璧に遅れていたのでそのまま大沼に。もけも犬さんから教えてもらった大沼の団子をゲットするために!二色団子というらしいですが、これは三色(笑)。欲張ってこれを買いました。
ちなみに中身は左から、あんこと、みたらしと、ごま。みたらしは甘くないみたらし、といったら近いかなあ。すったゴマを餡にして食べるのは初めてだったかな。でもおいしかったのですぐに完食(笑)
以前にも少し大沼によったことはあったんですが、もっと先に行きたくて、あまり興味示さなかったなあ。国道に戻りながら、池の撮影をしたくてきょろきょろ。なかなかにいい風景が広がっていますね。
観光船をやり過ごしてから撮影(笑)。上の写真や右の写真みたいに、小さい島があちこちにあって、独特の風景が広がっています。キャンプしながらレンタサイクルなんかで回るといいだろうなあ。
お昼が近かったので、国道5号を北上しながら、昼はいかめしにしようと決定!そういえば、北海道にだいぶ来ていながら、現地でいかめしを食べるのはこれが初めてなんすよ。
くそ暑い駅のロータリーで駅弁広げて撮影!あ、三つも入ってたんだ。味がよくしみていて、大変満足!もう一箱買いたい位でした。
上のいかめしは駅の売店で買ったのですが、作っているのはこの駅の横にあるお店だとか。売店においていないときはこちらで買いましょう。
ちなみにいかめしを売っている森駅でうろうろしていたら、SLが走っていました。ちょうど入れ替え作業中。実際に客車をひいて走っているところを見たかったなあ。
実は江差から函館を回って富良野方面に進んでいるところなんですが、500km以上はさすがに疲れる!途中、道の駅とようらで売っていた牛乳シャーベットを購入。疲れた体にきくーっ!いやほんと、お勧めですよ。ここに着たらぜひ買いましょう。
結局富良野についたものの、ハラトモ嬢、コムさんとは落ち合えず。ところがキャンプ場で、昔知り合ったハマダさんに会う偶然が!夕食は一緒にカレー屋「唯我独尊」に。
唯我独尊の夜景を撮影。そういえば去年も撮影したよなあ(笑)。このあとハマダさんとフラバン温泉に。そしたら去年キャンプ言ったときに一緒になった榊さんとばったり。嫁さんと来ているので車で回っていると、悔しそうに言っているのがライダーだなあと感じたしだい。
泊まったのは中富良野森林公園キャンプ場。富良野からも近いのでなかなかよいのでは。日の出公園は有料化しちゃったしね。道の両側で思い思いにテントを張っています。
道から見たわがテント。上の写真を見ても分かるとおり、結構斜面地なので、夜にテントを張るときは結構苦労しました。
この日の朝食風景。最近はもっぱら買っておいた牛乳とサンドイッチをコンロで焼くスタイルが多くなって。この方が朝早く出発できるからなあ。
出発前にハマダさんと記念撮影。しかしこの日、またあとで偶然再会したのでした。もっともこの日の夕方以降はトラブル発生で大変でした。
まずはハラトモ嬢、コムさんと合流の予定。それまで少し時間があったので、富良野をうろうろ。観光地ではない場所は、普通の農村の富良野でした。
さてファーム富田でハラトモ嬢と合流。案の定、コムさんはまだ宿から出られずで、先に二人でうろうろ。記念撮影によさそうだったので、撮ってもらったんですが。うーん、似合わん(笑)
さすがにいじょうに暑い8月、既にラベンダーは終わっていましたが、うまいこと順番に花が咲くように植えられているようで、花が帯びの様になっていてきれいだったなあ。
ハラトモ嬢と記念撮影。このあとコムさんと久美ちゃんがやってきて、4人でお茶しました。この日は途中までハラトモ嬢と走ることに。
こんな風に花の帯が出来上がっています。このオレンジ色の花の下は、既に咲き終わって枯れている部分もありました。このあとコムさんと分かれてハラトモ嬢と旭川方面に。
ところが昼食にラーメンをとの話だったんですが、行きたい店が違ったので、昼は別行動に。私は勧められたみづののしょうがラーメンを食べにやってきました。これがそのしょうがラーメン。食べてると体が熱くなってくるのがわかります。
この店は出前もしているらしく、おっちゃんが岡持ちもって出かけるところでした。こんな風にして配達してくれるラーメン屋って最近聞かないなあ。
お店の概観はこんな感じ。ぜひ旭川にきたら一度食べることをお勧めします。ちょっとほかでは食べられないラーメンですよ。
みづので一緒になったタクシー運転手の人から、店の先にある橋を見てきたら、といわれてやってきました。すごくデザインが洒落たトラス橋ですねえ。これ結構昔のデザインの橋なんですよ。
昼飯食ったあとで再びハラトモ嬢と合流。一緒に三国峠までやってまいりました。そしたらここで再びハマダさんとばったり。面白いこともあるもんだとお互い笑ったりして。そのあと記念撮影と、峠の看板によじ登るハラトモ嬢。
不安定な場所なので、落っこちそうになったりして。ふらついてつかまったところを激写!なーんて。下の写真はそのあと私とハマダさんが登って記念撮影!って俺が陰になってぜんぜん写ってねーよ(笑)。
このあとハラトモ嬢と別れてハマダさんとダムに沈んだ士別線跡を見に行ったら、ダートでこけてハマダさんのバイクが走行不能に!バイク屋呼んだりで夜まで山の中に足止め食らっちゃいました。まあその後バイクの修理できたそうで、よかったよかった。
これはその翌日、再びダートにチャレンジしてやってきた、士別線のコンクリートアーチ跡。これが見たくて必死になってダート走ってきたんですね。
今は水かさが減っているので、こんな風に歩いたりすることができますが、水量が多いと沈んでしまうんだそうです。それにしても列車を通そうとした橋がダムに沈んでいるなんて、なんか不思議な風景ですねえ。
既に風化も始まっていて、真ん中くらいの部分はもう壊れ始めています。これがずっと続いて対岸まで渡れたら面白いのになあ。
この橋から真っ直ぐ林道が続いていて、そこも列車が通る予定の場所だったようです。朝早くだったせいか、誰もいませんでした。そうそう、やたらハエが多かったような(笑)。
三脚を立てて記念撮影。それにしても、こんな山奥まで列車を通そうとしていたのがすごいですよねえ。もっともできていたとしても、赤字ローカル線だったろうなあ。
上士幌、特に糠平から三国峠までの付近で、多くの士幌線の遺構が点在しています。興味のある方は、糠平の観光案内所で情報を仕入れることをお勧めします。ちなみにここのお姉さんに、ハマダさんの救援をお願いしたのでした。
廃線跡の散策後は、帯広まで南下して六花亭でさくさくパイ!喜び勇んで2つ食べちゃったよ。わっはっは!相変わらずの人気振りでした。
改めて六花亭の前で撮影。こうやって見ると人が写っていないのでなんとも思いませんが、中は人でごった返していました。
まだ昼には早かったので、豚丼をやめて釧路で勝手丼を食べることにして出発。途中の十沸駅に寄ってみました。10$と読むのでこんな案内板があるんですが、駅のほうは簡素なもので、誰も人がいませんでした。
しかし、さすが北海道!今年は異常に暑い夏だったとはいえ、この頃はいつもの北海道の夏に戻っていまして、自動販売機を見ればこんな風にホットが売られていました。やっぱ寒いんだなあ・・・。道の駅白糠恋問にて。
今年もお土産を買いに和正市場にやってきました。お土産購入した後は勝手丼昼食。今年もご飯に対して具が多くなってしまった(笑)。
今日のキャンプはどこにするか考えて、中標津に行くことに。その前に釧路にあるコインランドリーで洗濯物を洗うことに。荷物降ろして現在洗濯中(笑)。誰か北海道コインランドリーマップ作ってくれないかなあ。
夕日を見ながら一路中標津へ。やっぱり内陸に向かう方面にはあまりライダーは多くないなあ。最も車もすごく少なかったけど。
中標津にやってきたのは、このライダーにだけ出してくれるサービスのサーモン握りを食べたかったから(笑)ライターの武田哲さんお勧めです。国道沿いにありますのでぜひ行かれることをお勧めします。

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