2003年GW九州・四国ツーリンひとコマ(前編)
今年のGWは去年あったメンバーとは会えないかな?と思っていた矢先、大阪でフェリーに乗る前に
コムさんと会うという珍事が発生しました。さて今年はどんな旅になるでしょう?
今年もやってきましたGW九州ツーリング。到着した船の上からシーガイアにレンズを向けて撮影してみましたが・・・。真ん中にちょっと写ってるかなー?ってかんじですね。 | |
船の上から見た宮崎市街です。街の中心部はちょっと港から離れているせいか、思ったほどコミゴミしたふうには見えませんね。 | |
バイクが隣になった、京都の舞鶴から来たカナダ人の人と食事のとき一緒に話をしてみました。この後鹿児島や熊本を回るって言ってましたが、この後飫肥とえびの高原でばったり会ってしまうほど、同じルートを走っていたのでした。 | |
バイクを船から降ろして記念撮影。同じ部屋で上のベッドだった人は、この後鹿児島へ行って、屋久島へ渡るといってましたが、地図持ってないというすごい状態!この後本屋寄って買って行きますといってました。屋久島には簡単には渡れんぞう。大丈夫かあ? | |
さて早速走り出して、今回の最初の目的地は鵜戸神宮。青島は以前寄ったのでパスしましたが、この付近の海岸線は、鬼の洗濯岩のような海岸が続いています。 | |
海岸線をアップで見ると、だんだんの筋が通った感じになっています。たしか、溶岩が海水に少しずつ冷やされたためにこうなったと書いてあったかな。 | |
いかにもな南国の国道ですね。宮崎の海岸線には、こんなふうにフェニックスやソテツなんかがあって、異国風でおもしろいです。 | |
さて最初の目的地、鵜戸神宮ですが、バイクを駐車したところから10分ほど歩きます。最初は上り階段で、右の写真は登りきった後のくだり。実は、こっちは旧道で今は使っていない方でした。 | |
ここが鵜戸神宮の入り口になります。この後ろに新しい駐車場ができていて、別の道から来れば山登りしなくても入れるのでした。 | |
鵜戸神宮では、男の人は左、女の人は右で石を投げ、写真のわっかの中に石が入れば願いがかなうといわれています。試してみましたが・・・、高さがあるからむずかしいです。 | |
これが神社の本宮です。岩の割れ目に建立されています。この割れ目から出る清水を使ってお乳飴や飴湯なんかが作られています。二礼二拍一礼ってわかりますか?お参りの作法です。 | |
ちょっと上の方から撮影。結構岩場だって事がわかるでしょ。よくこんなところに神社を作ったものです。 | |
特に何かあったわけではないですが、鵜戸神宮の駐車場にいたワンです。車が通るたびにワンワンとほえていました。 | |
鵜戸神宮を出てからは、近くの飫肥の町のほうへ向かいましたが、その途中、東郷のクスという、小学校の横にあった大木を撮影。小さな神社のご神木のようです。これ、結構はなれて撮影してこれですから、大きいことがわかってもらえると思います。 | |
東郷から飫肥の町にやってきて、最初に入ったところがこの庭園。その入場券で、この辺り一体の有料施設に入ることができます。600円ならお得かな。 | |
これはその庭園のお屋敷。ところで、普通庭を見るって言うのは屋敷から眺めるのが普通ですが、ここは逆で、庭から屋敷を見る形です。なので、普通に庭に入ることができます。 | |
これが飫肥城の大手門となるところ。矢倉が立派ですねえ。この後中に入ると、道が二手に分かれていて、ほんとに戦国の城だなあと感じてしまいました。 | |
ところで、この飫肥城跡はすぐ横がこのように学校になっていたりします。ちなみにこの写真だとよくわからないと思いますが、写真左の体育館の屋根も、お城のようなデザインだったりします。 | |
ここは飫肥城内にある、松尾の丸の井戸。この建物は江戸初期の書院造を再現したものだそうです。建物の中に井戸があるもんだから、思わず撮影してしまいました。 | |
こっちは浴殿。いわゆる蒸し風呂の形態のようですが、こんな狭い中にどうやって入ったのか、何でこんなつくりにしたのか、疑問だらけ。こんな狭いところだと拷問にあってるみたいだなあ、と考えてしまった。 | |
飫肥城は江戸時代に3回も地震にあい、途中で作り変えられたそう。こっちは裏口に当たるところのようで、なんだか山寺の門構えみたいに見えますね。 | |
裏手はどうなっているかというと、そのまま降りていくと町のグラウンドになっています。ちょうと少年野球が始まったところで、思わず試合を見てしまった。 | |
ここがもともと飫肥城があったところ。今は大きな杉の木が生い茂っています。赤穂城も今は何もないですけど、こちらの方が生々しい感じがしますね。この後は名物のおび天食べて昼食にしました。 | |
飫肥から南に下って、鹿児島宇宙空間観測所に向かっているところ。ちょっと逆光だったので全体的に暗くなってしまった。 | |
上の撮影をしたのは、道からチラッとこの海が見えたから。あの白いのは一体なんでしょう。何かが湧いているのか、魚か何かのものなのか、それともプランクトンか何かかな? | |
2年前にきたときはちょっと天気が悪かったのですが、今年の都井岬はきれいに晴れました。ブルゾンかけているのは余りにも暑かったので脱いだものです。 | |
都井岬の灯台は、入るのに協力金として150円かかります。ま、普通の灯台なんですけどね。展望台側から灯台を撮影してみました。この灯台は中に入ることができます。 | |
中に入って灯台の内部を撮影。ちょうどこの白い円盤の上に発光機?が乗っかっていて、これがくるくる回る仕組みです。この上も見たかったけど、そこはさすがに立ち入り禁止でした。 | |
下から見るとこんな感じです。なんか絵葉書とかに出てくるような、きれいな感じに仕上がりました。 | |
今回の旅ではデジカメが故障していたため、うまくセルフの写真を取ることができなかったので、三脚を持っていったものの使いませんでした。ちょっとしかめっ面しつつ撮影した写真です。 | |
これは都井岬にいる馬。都井岬の馬は、かつて人が飼育していた馬が、人がいなくなって野生化したものです。人や車になれているので、すぐ近くで見ることができます。ちなみに野生のサルもいます。 | |
更に南に向かい、途中の道の駅 くにの松原おおさき で休憩。そこにあるのが巨大なカブトムシのモニュメント。こんなのみると思わず乗ってみたいと考えるのは私だけではないはずだ!ま、乗っかってつぶれたら事なので、もちろん乗ってませんけど。 | |
さて、今回の目的地である、鹿児島宇宙空間観測所へ行く途中に見えた巨大なアンテナ。今では公園になってると書いてあったのですが、実際はちゃんとロケット打ち上げが予定されている基地でした。入るのには住所氏名の申請が要ります。 | |
もっとも、誰でもすぐには入れたりしますけど。これは直径34メーターもあるパラボラアンテナでした。これをまっすぐ平らにして、スケボーやったら面白そうとか考えるのは私だけじゃないはず。 | |
真ん中にあるのが私のバイク。これはKS台地という打ち上げ場所にあった。ロケットの模型です。並べてみるとこのロケットも大きいものであることがわかります。ちなみに、5月8日にも別の場所から打ち上げがあるそうで、入場を規制されている場所もありました。 | |
この鹿児島宇宙空間観測所から、国道448号線をひた走り、根占町へ。この道がとてもよかった!が、さて船で指宿に渡ろうとしたら、なんと昨年9月で廃止されているとは!仕方なく北上して神川でキャンプしました。途中で撮影した錦江湾の夕日です。 | |
この神川キャンプ場は、夏場以外は無料のキャンプ場です。国道沿いなので車がうるさいのがちょっと玉にキズ。この日は自分を含めて4人で酒盛りに。この人は関東から来たライダーさんです。 | |
ちなみにこの根占町にはネッピー館という温泉施設があります。そこに入りに行った時に、私のバイクの横においてあったARに乗っていた、姫路から来たライダーさんでした。 | |
大して飲んでいないのに、こんな風に思わず盛り上がってしまった。撮影してくれたのは、滋賀から来たチャリダーのおじさん。さすがに鹿児島とはいえ、この夜は結構寒かった。 | |
翌朝の出発時に神川キャンプ場を撮影。この写真だと入り口しか写っていませんが、この奥にサイトがあります。目の前が海って言うのはなかなか気持ちいいんですけど、やっぱり夜中に車の通る音で目が覚めてしまうときがありました。 | |
この日の最初の目的は対岸へ向かい、池田湖へ行くこと。ついでに指宿にいければなと。根占からのフェリーが廃止されているため、垂水まで北上して鹿児島行きのフェリーに乗りました。これはフェリーから見た桜島です。今年は噴煙は見られませんでした。 | |
以前にテレビで見た池田湖の大うなぎを見に来たのですが、1匹だけかと思いきや、湖のボート乗り場のところのあちこちでこの大うなぎが見れるのでした。体長2メートルのうなぎってのは、食べる気もしませんね。 | |
池田湖のお土産やの駐車場で撮影。ここは開聞岳のいわばカルデラ湖だそうです。うなぎが何処にいるか迷うかと思ったら、ここしか土産物屋はないのでした。この湖のうなぎはそのままほっとくと1.5Mくらいになっていくそうな。 | |
ちなみにこの近くの人が恐竜のようなものを見た!ということから、イッシーがいる湖として有名になったところです。こんな像があったりします。 | |
この駐車場の土産物屋で、紅芋ソフトが売っていたので買ってみましたが、食べてみたら、ほんとに芋の味がする!面白い味のソフトクリームでした。 | |
ところで池田湖の近くの開聞の方では、流しそうめんで有名なところだとか。ちょっと早かったのですが、昼食がてら行ってみました。こんな風に、水が流れているところに・・・。 | |
持ってきてもらったそうめんを入れて、くるくる回っているところから食べていくという仕組み。もっとも、この店ではなくて、町営の方がほんまもんみたいなのですが、場所を間違えて入ってしまったのでした。 | |
去年は枕崎でカップのしろくまを食べましたが、今回はその元祖の店を探しに鹿児島市内へ。さまよってやっと見つけました。天文館むじゃきと言うところが元祖だそうで、行ってみたらこんなモニュメントが店の前にありました。 | |
普通のしろくまは、上のモニュメントと同じようなやつで、700円くらいします。この左のやつは、カップで売ってるミニしろくまですが、これでも食べ応え十分! | |
しろくまを食べた後は、国道10号をひた走り、えびの高原へ。去年は雨でほとんど見なかった場所でしたので、今年はキャンプすることに。これは途中で立ち寄った丸尾の滝。まだ夕方でしたが、夜になるとライトアップするそうです。 | |
丸尾の滝から国道223号線を少し行くと、霧島神宮があります。かなり立派な鳥居が建っていますが、ここは人がほとんどおらず、随分静かだなという感じがしました。 | |
と思ったら、奥にいくと別に駐車場があって、そこからは多くの人が観光と参拝にやってきていました。また、ここは坂本竜馬が日本初といわれる新婚旅行で立ち寄った場所として、案内がありました。 | |
これが霧島神宮の境内です。結構広くて大きな神社でした。翌日わかったのですが、ここは移転してきた場所だそうで、もともとの神社があった場所は別の場所だったそうです。 | |
その境内にあったご神木がこれです。これも東郷のクスと同じく、かなりはなれて撮影してこれです。なお、樹齢は800年ほどになるそうです。 | |
そのご神木の上のほうを撮影。もう一段上まで撮らないと全部収まらないくらい大きい木でした。 | |
この日のキャンプ地はえびの高原キャンプ村でしたが、その前に市営の露天風呂に立ち寄りました。この奥にあるのですが、そこで船で一緒だったカナダ人と偶然再会。この後は屋久島へ向かうと言ってました。 |
この後はキャンプ場で余っていたハヤシのソースでハヤシライス作って夕食に。キャンプ場では岩手から来た登山家の人と話をしたりしました。後編に続く〜。