2002年北海道ツーリングひとコマ(後編)

後編は宗谷岬から道東へ向かったときの内容が中心になっています。ではいってみましょう。

またしてもここ宗谷岬までやってきましたが。正直言いまして、このときはまだオイル漏れ状態で困りながらの走行中でした。ああ、それにしてもここまできたら、てっぺんまで来たなあといつも思います。相変わらず人が多いなあ。後で知ったのですが、稚内のホクレンで、ホクレン最北端の記念がもらえるとは知らなかった・・・。またチャレンジせんとあかんやん!
今思えば三脚出して、間宮林蔵とツーショットでも撮っとけばよかったかな?実際に間宮林蔵が樺太に渡ったところというのは、もう少し稚内よりのところだそうで、その付近に案内がありました。
毎回宗谷に来ると、オホーツク沿いを南下していくのですが、必ずといっていいほど、途中でこの山から伝い降りてくる雲を見ています。こんな標高低いところでねえ。奈良県生駒市では見たことないぞ。
道道106号付近にもあったと思うですが、うっかり見落としていた北緯45度線。オホーツク沿いでは見落とさず発見!んー?、だけど何年か前に見たのと変わってしまった様子。昔は看板だったんではなかったかな? ここから少し北にいったところにあるセイコーマートで接着剤を買って、ひび割れを補修し、オイル漏れを止めました。
セイコーマートにいたら、北上してきた自転車の外国人に天気を聞かれた。晴れてるけどちょっと寒いよ、といったら オオタイヘンネー といってました。自転車に積んでたバナナは朝昼晩と食べるものなんだろか?
ただ今北緯45度線上で停止中。北半球のちょうど半分。まだ先は長い・・・。
ひたすら南下を続けていく中で、浜頓別と雄武の間くらいで見つけた、広い牧草地で一枚撮影。国道沿いの牧場ですが、牧草のロールが点々と。これも北海道ならではの光景ですね。
ちょっと小休止したのがここ、道の駅オホーツク紋別。実は宗谷からこの道の駅までで、大阪から来てたワゴン車と、3回ほど抜きつ抜かれつ。車の中にいた女の子と手を振り合ったりして。ここでちょっと話をしたりしました。それにしても、おばちゃん、車の中でカセットコンロ使ってお湯沸かすん?
ちょっとこれは失敗したかな。国道238号線をサロマ湖に向けて南下していた途中、サロマ湖手前に国道沿いからコムケ湖というのが見えたので国道から撮影したんですが・・・。わかりにくい写真になってしまった。キャンプ場のほうへ入っていったらうまく撮れていたかも。
十数年前まではサロマ湖付近にも列車が走っていました。この芭露駅跡は、現在もホームと線路が残っています。駅舎は小さいながらも無料宿泊所として使用されています。ちょっとのぞきにいってみたら、そこにいた駅長(管理者)の子供と探検ごっこすることになっちゃった!
探検ごっこする途中、かつて線路が通っていたところをずっと歩いていきました。現在は線路と枕木は撤去されて、バラスト(線路にある石ですね)のみが残っていますが、十数年も経つと、かなり草が覆うようになります。自然の力とはすごいもの。
彼が一緒に探検ごっこやった、管理者の息子こと「車掌」です。木になってる実を見たり、線路だったところにある蟻塚(結構すごかった!)を教えてもらったり。そういや昔こうやって野山歩いたりしたなあ。ここにはまだこうやって野山で遊ぶ場所があるんだなあ。
「駅長」に、駅をバックに「車掌」と並んで撮ってもらいました。この日は宿泊所には一人だけ来ていたみたいで、荷物がおいてありました。ちょっといただけだったけど、駅長からまた来てくださいねと言われると、今度は泊まってみようかなという気にもなります。何もないところだから、ゆっくり酒でも飲みながら。
駅の中には、近くの温泉だとか、いろいろ案内が置いてあります。かつて泊まった人がしたためたものが多いようでした。ところで、この写真では見えないと思うんですが、この運賃表でいくと、名古屋と大阪では、名古屋の方が運賃が高いという逆転現象?が発生しています。おそらくは・・・、と説明をもらいましたが、正確な理由知っている人はいるかな?
で!このHPを見た人にクエスチョン。このポスターまだ列車が来ていた当時の青春18切符のポスターのようですが、この人は誰でしょう?
おそらく今までの写真の中でベスト3に入るものだと思います。休憩所からサロマ湖を写したらこんな風に、まるでプロが撮影したかのような写真が撮れました。130万画素しかないデジカメでも、状況次第でこんなのが撮れるというのを久々に思い知りました。
逆光だったので暗く写っちゃいました。この日はずっと晴れていたので、寒くて異常だった北海道とはいえ、少し気温が高かったように思います。このあたりで、ハラトモ嬢と会うのは明日だってことが判明。なーんだ、飛ばさなくてもよかったんだーとなったので、今日のキャンプ地を変更。翌日の知床に備えて斜里の方へ行くことにしました。
ほんとは能取岬にも行きたかったんですが、時間が余りなかったので網走を抜けてそのまま斜里方面へ。途中で食糧を買い込んだ後、清水原生花園付近で撮影。この辺りを夕方に通るのは初めてだったので、結構感動しました。
こっちは日が沈む方向にカメラを向けて撮影してみたもの。昼間だったらまだ馬がいたかもしれませんが、このときはもう何もいませんでした。BMWのバイクが、同じように撮影してました。この後別の場所でも撮影しているところを発見。あの人もすぐバイク止めて撮影ばっかしてるんだろうなあ。
この写真のひとつ残念なのは、電線が入っちゃったこと。撮影したときは特に気にしてなかったんだけど、こうしてみると邪魔なもんだなあ。手前は牧草地?もしくは麦畑?だったと思います。クリオネという、斜里にあるライダーハウス兼キャンプ場の近くで撮影しました。この日はライダーハウスではなくキャンプ場のほうへ入りました。
夕食はソーミンチャンプルー。北海道で沖縄料理!まーた作りすぎて食べきれなくなってしまった。ごめんなさい。でもこの後もう一度風呂に入った後で、横でキャンプしてた名古屋のご夫婦に味噌汁ご馳走になりました。大きな鍋で作ってたので、おたま貸したりして。この近くの農園で買ったというプチトマトが甘くてうまかった。これはキャンプ場横の農地を翌朝撮影したもの。
ちょっと小さかったな。この右のお二人が味噌汁ご馳走してくれた名古屋のご夫婦。最初は普通にカップルだなと思ってたら、なんとなく???て感じで。朝聞いて夫婦だと聞いて納得。うーむいいなあ、一緒にバイクに乗ってくれるお嫁さんって。ダンナかっこよく、かわいらしい、素敵な奥さんって感じでした。少しぼくに分けてください。
山の噴火、ではなくて、朝の斜里岳を撮影。雲が山頂にかかっているので、まるで噴煙を上げているかのように写りました。
知床の方面では余りにも有名になりすぎたオシンコシンの滝です。まあでもやっぱり絵になる滝ですね。でもどっちかというと、この横の海ではマス釣りでにぎわっていて、竿やら網やらを持った人がうろうろしていたのが気になった。上に上がってきた人を見たら、確かに大きなマスが。この瞬間は竿を持っていればとほんとに思ったよ。
知床峠で、硫黄山をバックに記念撮影。今回走行中の映像を撮影する目的がありました。予定では開陽台北19号で撮る予定でしたが、急遽知床横断道路にて決行!後で見ると結構ゆれているので酔いそうになる映像ですが、結構面白いものが撮れましたよ。重すぎるので、HPにアップできないのが残念!
この日は曇りがちながら、うっすらと国後島が峠から見えました。案内図を横に記念撮影してみました。
走行中の撮影はウトロ側で行いました。で、それが終わって羅臼側へ降りていく途中から、再度国後島を撮影。真ん中下にうっすらと見えるのがそれです。北海道からは択捉島はほんのわずかしか見えないそう。ああエトロフはるかなり。
知っている人は知っている、熊の湯の入り口ですね。現在はちゃんと男女別々ではいることができます。ちなみにまともに降りていったら、いきなり男湯になってます。うっかりそのまま来た女の人があわてて引き返してました。わっはっは。ここからうっすらと男湯が見えたりもします。別に見たくはないけど。
熊の湯で温泉に浸かった後、一旦中標津の方でガソリン給油。その後立ち寄った標津サーモンパークです。そこの池に白鳥?がいました。子供が投げるえさを待っているところ。
建物はこんな感じです。ちょっとばかし入場料が高かったので、今回は入らずに近くにある原っぱ(公園)でちょっと休憩がてら昼寝。この時は晴れていたのでかなり暑かった。でも芝生の上でひっくり返って寝るのは気持ちいいもんだ。
標津の後、根室に行くか野付半島に行くか迷った末、野付半島に足を伸ばしました。ここは野付半島で、車・バイクで行けるところまで行って、そこから少しばかり歩いたところで撮影したものです。漁師さんの番屋以外は草しかありません。
漁師さん以外は歩いていくか自転車でしかない道で撮影。この前にいた女の子とカメラを持った兄さんは、どんどん歩いて奥の方まで行ってしましました。こっちは最初の番屋まで歩いてみて、そこで引き返してきました。ちょっと奥まで行ったら、確実に2時間以上かかりそうだったので。
ちょっと引き返してきて、レストハウスで買った牛乳「べっかいの牛乳屋さん」。昔なつかし三角テトラのやつです。別海町は乳牛飼育が大変盛んなところ。うまかった。
レストハウスからトドワラにむけて撮影したもの。この時は湖面がきれいでした。
そこから野付半島道路を少しずつもどりながら、野付湾やそこにできている湿地などを撮影しました。
こちらも野付半島道路の途中で撮影したもの。上の写真よりももう少しナラワラ側に走ったところで撮影しました。ただ、ズームではうまく入らないのでノーマルで撮影したのですが、奥の森が余り目立っていないので、思っていたよりも普通の映像になっちゃった。
こちらがナラワラです。ちょっと見にくいですけど、こちらも立ち枯れした木が多く見られます。いまではトドワラの多くが倒れてしまったので、見るのであればこちらの方がお勧めだそうです。
これもナラワラです。上の写真からもう少し右側を撮影してみました。やっぱりこれも全体を入れようとしてズームにしなかったので、わかりにくくなってしまいました。この後はハラトモ嬢がいる鶴居村まで走りました。その日はお祭りだったせいで、キャンプ場が一杯!無理やり開いたスペースでテント張りました。
鶴居村のお祭りではほぼ打ち上げ花火のしたから見ることができましたが、かなりの迫力でした。今まで見たことない花火が結構あったなあ。さてハラトモ嬢は今回ぢろー君で北海道を回りまくり!現在撤収中です。
チョットアワテテサツエイシタノデ、ガゾウガブレテシマイマシタ。シュッパツシヨウトシタラ、ドンドンヒトガアツマッテキテイマス。コノアトサラニヒトガアツマッテキテ、ナカナカシュッパツデキナイハラトモジョウデシタ。
あっ、うまくつるイキャンプ場って入らなかったか・・・。キャンプ場を出たとこで二人で記念撮影。この後ハラトモ嬢は阿寒の方へ。私は納沙布岬目指して出発。上士幌でキャンプするということで、落ち合えたら再度一緒にキャンプすることとしました。
釧路を抜けて、厚岸の道の駅から厚岸湾を撮影。道道の太平洋シーサイドラインも走ってみたかったけど、天気が悪そうだったのでパスしました。ひたすら国道で根室を目指して走ります。
根室からは納沙布岬目指して走ります。根室半島のこの道路も年々改良されてきて、あっちこっちでルートが細かく変更されていました。そこまでする必要あるのかなあ?根室半島も広大な牧場があります。ちょっと天気が悪かったですが、牛があっちこっちにいました。
またしてもやってきた納沙布岬で撮影。残念ながらこの日は天気が悪くて、海の方は波しか見えませんでした。
先の方にある灯台のところでも記念撮影。この灯台で、霧が濃いときは霧笛がなるんですが、その前に行くといきなりとんでもなく大きな音が鳴ったりします。大きな音が鳴るので行かないでくださいとは書いてあるんだけどね。一度その大きさを味わってみるのも面白いかも。
この日の海はこんな感じ。まだこの時は霧笛はなっていませんでした。さほど海は荒れている状態ではなかったんですが。視界はかなり悪いです。ここは晴れていても視界が見通せないときも多く、難所でもあるんでしょうね。
昔、土産物屋で花咲ガニの鉄砲汁をご馳走になったことがあったんですが、残念ながら今は無い様子。なのでその近くの食堂で注文してみました。思っていたよりも食べる身が少なかったのが悲しかった。でもやっぱり汁はうまかった。
ここは釧路に向かって走る際に撮影した春国岱の写真。この先に入って行くのは長靴がないと大変だそう。でも蚊が多いところだそうで、あまり入っていきたくはないなあ。
釧路まで戻ってきて、駅前にある和商市場でいつものように土産を買った後、勝手丼を作りました。今回はご飯150円、ウニ400円。いくらとかには土産を買ったところで両方で300円にしてくれた。850円でこのどんぶりが完成!うまかったー。それにしても駅前の長崎屋、閉店してるとはなあ。この後ハラトモ嬢が待つ上士幌へ向かって大爆走。
上士幌に着いたらとっぷり暗くなってました。急いでテント張って風呂に入りに行って出てきたら雨。うちのテントの前室で小さくなりながらハラトモ嬢が料理してました。急遽お互いの三脚を利用した、仮設前室を作成。やっぱ全室が広いと便利だなあと二人で納得。
この日も気球が飛んでいました。この気球の後、別のやつも飛んできました。ここ上士幌と近くの糠平湖付近は気球をよく飛ばしているので、結構よく見かけるもののようです。この日は朝まで雨が降っていて、この撮影のときも曇り空。なので気球がボワッと見えたときはびっくりしました。
この日は札幌まで行く予定でしたが、高橋氏が昼に帯広に来るということで、それまでハラトモ嬢と池田のワイン城へ。見学と、毎年のお土産購入に来ました。そこで、この入り口のところにあるお宮の横に湧水があって汲んでいったらいいと教えてもらいました。なるほど、なかなかのものでした。ここへ来たら、ぜひどうぞ!
昼に帯広の六花亭で高橋氏と待ち合わせだったのですが・・・。なかなか来ない。そろそろ出発しないといかんかなと思っていたときにやっと到着!再会を歓びつつ、お店のケーキを食べに。ここ六花亭本店のみにあるさくさくパイがうまかった。この写真のケーキも100円位のもの。コーヒーも無料で置いてあります。
その六花亭の前で記念撮影。左から高橋氏、ハラトモ嬢、私。この後二人は昼食にぱんちょうの豚丼を食べに。2時間くらい並んだそうな。こっちは日勝峠手前で牛トロ丼を・・・と思ったら、またも雨で場所がわからず。ちっ。この日の夜はサッポロビール園でジンギスカン。ここで、帰るときに黒ビールソフトを食べました。ほんとにビールの味がほんのりします。
最終日は積丹半島経由で苫小牧へ。先に神威岬へ寄りました。ここのソフトクリームがうまいのだ。しかしこの近くのなぎさ食堂でうに丼食べるの忘れた。またしてもちっ。この後はお土産買いつつ、羊蹄山の麓で水を汲んで帰ることに。その途中のレストハウスで下の写真のうに丼を食べました。
ここも地場で取れたウニを使っているそう。自家製のたれがかかっています。場所はカブトラインの道の駅オスコイ!かもえないと泊原発の間にあるレストハウス ワン・ツー。近くに来たらよってみてください。この後まだ新しい道道86号をすっ飛ばして苫小牧へ向かったのでありました。水が重かったー。でもやっぱうまい水だわ。

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