2000年GW四国ツーリングひとコマ

2000年のGWは、2日間の休みで四国に行くという結構強行日程で走ってきました。奈良を午前3時ごろ出発、高速を経由して和歌山港5時過ぎ発のフェリーで徳島に向かいます。徳島に朝7時着。1日を目一杯使えます。もっとも深夜の高速道路ではいったい何者か?と言った感じで車の運転手から見られていたけど。
ここは国道55号線を下り、阿南の先の日和佐町のところにある南阿波サンライン、千羽展望台付近。まだ7時半過ぎだったと思うけど、地元のライダーが一人いました。早速ながら記念撮影してもらいました。話を聞くと、足摺岬はまだまだ遠いようです。
朝方だったこともあり、車が少ないのでどんどん進むことができます。太平洋沿いに国道55号線(土佐浜街道)が走り、左手に海が見えてすばらしい景色が展開されました。で、まずは四国の東側の岬、室戸岬に到着。
この室戸岬というところ、台風銀座でよく知られた岬ですが、実際に行ってみると、岬という感じは全くしません。正直なところ、岩がごろごろ転がった海岸といった雰囲気です。
岬側から山手を望んだところ。この中腹に展望所があり、岬を一望できます。更にこの上は室とスカイラインという道路が走っています。このときはちょっとそこへは足を伸ばさなかったのですが、後で行ったライダーはよかったといっていました。
思わず岩場でこんな写真を撮ってみたりして。そこそこ人がいて、同じようにいろいろな岩場に行ってみたりしています。ここで初めてアイスクリンというものを見ました。食べなかったけど、あれって普通のアイスじゃないの?
えーとこれは誰だったかな?桂小五郎?たーしか幕末に関係したような・・・。ちょっと時間がたって忘れてしまいました。
ここが3つ上で書いた展望所から望む室戸岬です。なんかこう、北海道の日高山脈の先が襟裳岬となって海に沈んでいくというような状況と比べて岬っぽくないでしょ。ちょっと休憩がてら、岩場で寝そべってました。
これ、今日雨が降りそうだったことと、北海道友人の浜田氏から聞いていた、ライダーズインを記録するために撮影したものです。高知県に5箇所、ライダーのための宿泊所があり、重宝がられています。これは四万十川沿いのやつですね。
こちらは中土佐にあるライダーズインを記録したもの。このあと高知についてから雨が降り出し、このライダーズインに泊まろうとしたのですが、間一髪アウト!さてどうしたかは以下を見てね。
ぜひ昼飯はかつおのたたきを !と思っていたのですが、どの辺で食べたら一番よいか迷っているうちに、高知駅まで来てしまいました。結局駅の食堂で食べたけど、うーむ・・・。といった感じでした。この後雨が降り出して、今日をどうしようかかなり悩みました。雨の中テントをはるか?それとも・・・。
夕方、四万十近くの道の駅の案内所のおばちゃんに近くの宿を聞いてみたら、地元の民宿を紹介されました。そこへ行く前に、民宿の人の親戚がやっている温泉も案内されたので行ってみました。ここは大正温泉というところのすぐ近くです。この横は合宿所みたいな感じで学生かな?人が結構いました。
一夜の宿を提供してもらいました・・・なんて感じに近かったかな。予約してくれていれば鮎を出したのに、とおかみさんに言われましたけど、ここで出してくれたたけのこの煮付け、ちょっと甘めだったけど、うまかった。ビールも一杯飲ませてもらいました。
こっちが旅館の本体(というのがよいのかな?)。同じく関西から来た50才くらいの夫婦と一緒に食事をして話し込みました。
日中はこちらで雑貨屋をやっているのです。食事もこっちの部屋で取ります。昔、菅原文太がこの近くで撮影をしていてここに泊まっていたそうで、そのときの写真がありました。7000円しなかったかなあ。缶コーヒーももらったし、良心的な宿でした。また機会があったら泊まりたいもの。大正の近くに着たら、やたて旅館をよろしく!
さて翌日はきれいに晴れて、気分爽快で走ります。左側が四万十川。思っていたよりもコンクリートの壁があって残念でした。
が、それでも景色はすばらしいもの。左手に川を見ながら国道381号沿いに走って足摺岬を目指します。
振り返って後ろを撮影。この辺は道路と川と山しかないようなところでした。
川沿いを走っていく途中で見つけたものです。最近結構あちこちで見かけるようになりましたが、確かここが最初にやったんじゃなかったかな?と思うのですが。
もう少しだけ近づいてみました。えっ、あんまり変わりないって?
まだちょっと遠いですけど、そう、こいのぼりです。上の写真を見てわかるとおり、かなりの距離でロープを張って、そこにつるしているわけですから、かなりの量のこいのぼりがいるわけです。風が吹いて空を泳ぐところを見たかったなあ。
四万十川といえば、大小さまざまなものがありますが、やっぱりこの沈下橋の風景でしょう。これはちょっと大きめのやつと思います。小さいやつだと、雨が降ったらすぐに沈んでしまうだろうと思われるやつもありました。
同じ橋をちょっと遠めに撮影。川くだりの船なんかもあって、ちょうどこの付近が終点のようでした。ぜひ一度カヌーで下ってみたいもの。
中村から足摺を目指すところ。川沿いの土手から四万十川を撮影しました。この付近でのりをとっている風景が見られます。この先が川の終点で、海はもう目前です。
足摺岬に行くには、国道321号線から途中県道に入っていきます。その県道の松尾海岸付近から足摺岬方面を撮影したものです。
下を見れば結構荒波!間違っても落っこちたくはないなあ。
なんのかんの走ってやっと足摺岬到着!結構多くのライダーが来ていました。ここでCBR600Fに乗った女の子のライダーが、バイク止めるときにスタンド出せずに彼氏に出してもらうのを見てしまいました・・・。うーむ、それくらいできなくて大型乗ってどうすんじゃい!
うーむ、これも確か幕末に名をはせた人だったと思うのですが・・・。完全に忘れちったい。
足摺岬から南向きに撮影。これで鯨でも見られたら最高なのになあと。いやそれにしてもいい天気でした。暑かった。
こっちは岬から高知に向いて撮影。こんなところですが、ちゃんと携帯電話は通じました。
岬の展望台にある四国最南端のオブジェです。この翌年に九州佐多岬に行ったので、最南端の記録は更新したのですが、このときはここが実際に行ったところの最南端でした。
やっぱりあったかいのでこのようなフェニックスが生い茂っています。南国を思わせる風景でした。
お昼は足摺岬にあるお土産屋の食堂で食べました。ここで名物のかつお飯を頼んだら、こんなやつが出てきました。簡単に作れそうなんだけど、実際にこういうメニューは見当たりませんね。うまかったっすよ。
2日目の午後はひたすら家に戻る行程。その途中でただっぴろいきれいな砂浜がありました。ちょっと寄り道して撮影しました。
上と横の写真には何も写っていませんが、サーファーが波を待っていました。海水浴もそうだけど、サーフィンにもいい波が来る海岸のようです。この後ひたすら徳島のフェリー乗り場まで走った次第。

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