石垣島放浪旅

2014年1月に、石垣島に行くチケットを安く手に入れたので、ちょっと出かけてきました。
オフシーズンで、ちょっと天気が悪かったですが、最後はきれいに晴れてくれて、
楽しい旅になりました。

1月13日の早朝、今年最初の関西空港第2ターミナルです。出発少し遅かったのかな?ちょっと空いてますね。
この時はこの方もいらっしゃいましたが、確かもう契約切れたかと。もう置いてないのかなぁ?
ちなみに、この時の飛行機はマリコジェットでした(笑)。中は他の飛行機と一緒とはいえ、当たるとなんか嬉しい(笑)。この日は日曜で、機内はガラガラでした。
石垣島まではおよそ3時間弱といったところ。寝たり起きたりしていたら着きました。空港はこの前年に新空港に移転したそうです。
新空港からバスで40分弱。島の中心部であるバスターミナルに到着。昔はこのすぐ目の前が空港だったそうです。
ここから石垣島の各方面にバスが出ていることと、このすぐ近くにフェリーターミナルがあるので、正にここが島の移動の中心ですね。
さてワタクシはと言いますと、せっかくなのでレンタバイクを借りて島をウロウロすることに。いきなり昼になったので、こちらで昼食。
お昼のそば定食を頼んだら、コレが出てきました。いやーうまそう!この時から疑問が出たのですが、沖縄ってマグロがよく出るんだなぁと。
そばはいつもどおり?の沖縄そば。うどんとラーメンの中間くらいで、アッサリ食べられてうれしい。ご馳走様でした。
沖縄方面は、1~3月はオフシーズン。実はこんな天気がずっと続くそうです。なんか面白い形の木だったのでパチリ。
オフシーズンなのか観光客がいないからか、パイナップルの青果場兼販売所も人気無く閉まっていました。
国道でも県道でもない道をあてもなく走っていきます。実は天気が悪くて雨が落ちてきたので、結構進めずふらふらしていたのでした。
それでも何とか天気が持ち直して、ようやく川平湾へ抜けることができました。向こうに島が見えますなぁ。
確か沖縄本島にもあったと思うけど、ここは更に南の島。マングローブの木が結構見られて嬉しい。
小さな島なので、そんなに観光スポットがあるわけではないので、天気よく自然が見れたらよかったんですが、こんな感じで・・・。
バスターミナルに、「石垣牛」とのぼりや看板があるので、ぜひ一度は食べておきたい石垣牛です(たぶん 笑)
場所によっては、こんなきれいな浜も。確か米原キャンプ場を探していたときだな。しかし、キャンプ場らしきところには誰もいなかった・・・。
途中でこんな観光地に立ち寄ると、お土産やらジュースやら売ってました。一番人気はサトウキビジュースです。
この機械で生のサトウキビをバキバキとすりつぶし、ジュースを取り出すという正に天然果汁(果物じゃないか 笑)100%飲み物!
さっそく1杯いただきまーす。おおっ、さすが砂糖の原料だけあって甘ーい(^^)。でも自然の甘さなのでくどくは無いかな。
せっかくなので、島の最北端を目指して走ります。途中気になったこの球型の山。思わずおっぱい山と呼びたくなるような(笑)
北のほうは、民家はすごく少なくて畑ばっかりでしたね。ここも土は赤い土なので、畑するのは大変じゃないかな?
このスクーターで島を回ったんですが、この手前で実は大転倒をかましておりました(笑)。ひざをすりむいて血が止まらず困りました。
で、上の写真の駐車場からすぐ、ここが石垣島最北端にある灯台です。うーん、天気がよかったらなぁ~
バイクを帰して宿を取り、ちょっと一杯しに歓楽街へ繰り出しますが・・・。この日は日曜日。驚くほど人がいなかった・・・。
教えてもらった店もありましたが、休みだったりと・・・。結構さまよってこの店に入ってみました。
結構こじゃれた器なんかを使ってきれいに食事が出てきましたね。いい雰囲気。ビールはもちろんオリオンで。ごちそうさまでした。
せっかくなのでそばを食べて〆たいなぁと思っていたら、すぐ近くにこの食堂が。何でも生めんの沖縄そばだとか。
頼んでみたら、確かに生めんのそばで、今まで食べてきたものとは食感が違います。これはなかなか貴重な体験。ご馳走様でした。
さて翌日。お宿はフェリーターミナルから反対側にあるチューリップホテルでした。洗濯もできて便利なホテルでした。
レンタルバイクを借りたところでフェリーチケットの安売りをしていたので買いに行きますが・・・。今日も天気はよろしくないなぁ。
ターミナル近くの交差点にあったこれ、何かなぁ?と思っていたら、車が右側通行から左側通行になったことを記念した碑なのでした。歴史の記録のひとつですねー。
沖縄方面で多いコンビニが、COCOストア。なんとなく地元っぽいコンビニで、全然店内も違うけど、ふとセイコーマートを思い浮かべてみたり。
さて本日は離島三昧。最初に黒島に向かいます。何でもいがぽん情報では、北海道チックな風景があるとか?
小さい船ながら、すごいスピードで並みの上をばっかばっか飛ばして行きます。酔って朝食吐かないか心配になったよ(笑)
黒島のフェリーターミナルに着くと、おお、黒牛さんがお出迎え。ここでレンタサイクルを借りて島を巡ります。
写真ではわかりませんけど、とにかく風が強い日で、この後自転車がばたばたと倒されておりました。
まずは昨日の飲み屋でお勧めだった、黒島研究所へ。海がめとかいろんな生物の展示があるとか。
うぉっ、建物周りの堀みたいなところでは、サメが泳いでいます。ちなみに入場料は300円でした。
この黒島を中心とした地域の生物や文化なんかを紹介して、いろいろな展示物が置いてあります。
なんと、海岸に流れ着いたH2Aロケットの部品もありました。機密?の部品は取り除かれていましたが、それでもスゴイなぁ。
いろいろな生物がいますが、ドラム缶みたいなところにこの「ヤシガニ」がいました。確かコレ、数は少ないけど旨いやつじゃなかった?
ウミガメはたくさんいます。まだまだ小さい子供のカメさんは、水流に負けじと泳いでおりました。
いやーなかなか面白い展示だったなー。と外に出ますが、どよんとした天気は変わらず。場所を変えてみます。
海岸沿いに灯台があって、そこに至る怪しい感じの道を抜けたら・・・お、海に出ました。
海岸に行くと、結構たくさんの漂着物というかゴミがあって、見るとハングルやら中文やら。海に国境は無いからなぁ。
本州の海岸にある日本のゴミもどっこいどっこいなところもありますが、この時はあまりの外国産のゴミにあきれましたね~。
さてまた違うところに向かいます。島の道は、集落の一部では未舗装路になっています。無理に舗装する必要は無いということでしょう。
そうそう、灯台から移動する道は、ずっとこんな風に吹きっさらしの牧場のど真ん中を行きます。逆風で自転車が進まん・・・。
もうひとつ海岸に出てみましたが、こっちはゴミは少なかった。海の流れでしょうねぇ。
北海道チック、との話ですが、こんな風に黒島は牛の酪農、放牧の島です。大半は牧場で、牛があちこちにいます。
確かにこうやって見ると、北海道となんら変わりない。この写真では南の島とはとても思えないよね。
島を4分の3周したところに、またしてもこんな怪しい道が。少し行ったら海に出そうなので進んでみると・・・
でっかい桟橋跡がある海に出ました。昔はここから船が発着していたそうです。いやー、天気がよければ風景もきれいなんだけどなぁ。
結構長くて先まで行くとこんな感じ。コレでも引き潮で海が引いていたから、満潮ならもっとぽつんとした感じなんでしょうね。
元へ戻ろうと走っていたら、牧場の牛に混じって「???」。なんと、野良孔雀がこの島にいるんですね。昔逃げ出したやつなんだろうなぁ。
フェリー乗り場に戻る途中、こんな展望台があったので上ってみることに。ちょっとバベルの塔を思い浮かべたりして。
といってもそんなに高くない(^^;  しかし、島も平たいので結構遠くまで見えます。
さて石垣島に一度戻ったらお昼。次のフェリーまで時間がそうありませんが、とにかくお昼を食べようと、街中のこの店に入りました。
石垣産の牛(石垣牛とは書いてなかった・・・ ^^;)を使った牛丼でお昼。いやーうまかったっす!
お店はこちらです。このあたりはお土産屋やドミトリーの安宿も多くて、貧乏旅には結構重宝しそうですね。
今度はまた別の船で違う島に行きます。こうなると船に乗るのはバスに乗るのと同じ感じですねー。
ばんばん船を飛ばして向かった先は、竹富島です。時間が15時くらいだったので、泊まることを考えていました。
竹富島のフェリー乗り場にはこんな面白い船もありました。教えてもらった宿は満員で撃沈しましたが、別の宿で部屋をゲット。
フェリー乗り場からちょっと距離はあったけど、歩いて町の集落に到着。観光地かもあって町並みが整備されています。
着くとハイビスカスの花がお出迎え。コレを見ると、南の島に来たと実感しますねー。
集落の道は、ここも舗装されておらず、いい感じ。ハイビスカスの花とよく合います。普通の集落と観光地がうまく一体になってましたね。
さてお宿に着いたらまだ晩御飯まで時間もあるので、ちょっと島の中を探索。お、星砂の島だったんですね!
時々道端に落ちているのがこの実。椿みたく油をとることができる実だったかな?いまだよくわからず。
ビュースポットの浜辺までやってきました。天気は悪いけど、こうやって海が見えてくるのは嬉しい。
晴れてたらきれいなんだろうなぁ。明日もう一度来てみるかと思いつつ移動。暖かい気候を想像して来たけど、風は強いし寒いし・・・
一応記念写真を撮ってみるも、バックが暗いなぁ(^^; 風が強いからパーカーが脱げない。
宿に戻る途中、今日の仕事を終えた水牛2頭とすれ違いました。わー!おおきいなぁ!
再度集落に入ったところに、お勧めのそば屋さんがあったのですが、今日は営業終了。明日休みで、食べられず・・・(T_T)
こんな、物見の塔みたいなのもありました。ちょっと見に行ったら、かなり急な階段。しかし他に高い建物がないから、ちょっとした優越感(笑)
お宿で夕食後、どーぞと泡盛をドンと置かれる(^^; お食事は秋田からの新婚カップルさんと一緒でした。一人で飲んでましたが、つまらないので外出。
ウロウロしてたときに見つけたおしゃれな飲み屋「ちろりん村」さん。夜は24時まで開いてます。いろいろ島のことを教えてもらいましたよ。
やっぱり皆さん島酒よく飲むんですか?と聞いたら、昔の人はそうだけど、島酒ばっかりも飽きちゃうんだよね、との回答。ちょっと納得(^^;
このモヒート、ミントの葉は自家製だったのですが、いい香りがたってうまかったっす。1件こういう店があるとうれしいよね。
さて翌日。昨日の夜はスゴイ風でした。ちろりん村のオーナーも、台風以外ではこんな風初めてだ、伝説の夜になるかも?と言ってました。
朝ごはん前に早朝散歩。星砂浜の近くの別の海岸に行ったら、海はこんな感じ。しかし、少しずつ晴れてきていたので、何とか晴れて欲しいところ。
お宿に戻る途中、ふと振り返るとようやく日が昇ってきました。1月ということもありますが、ずいぶん日が昇るの遅いなぁ。夏の根室とは大違いです(^^
雲が切れていくのが見えるようになって来ました。これなら、ご飯食べてしばらくしたら、青空が見えるかも。
さて、せっかく来たので観光しましょう。ご飯を食べたら早速町の真ん中に行って、水牛車に乗って集落を回るツアーに参加しました。
水牛に引いてもらいつつ、途中ガイドさんが三線を弾いて歌ってくれます。すごーくのんびりした空気で、いい観光させてもらいましたよ。
最後は水牛さんと1枚記念撮影。水牛触れてちょっとテンション上昇(笑)。
お次は、折角来たんですから星砂浜に行って、星砂を取ってみましょう。島は小さいとはいえ、結構この2日間で歩き回りましたね。
歩いていることから青空が広がってきて、星砂浜についたら海もきれいな青色に。
いやはや、明るくなって海がきれいに青く映るようになると、やっぱり南の島ですね。写真に入ってませんが、観光客もそこそこいました。
ほんとに小さいお土産屋があり、観光客も来るからか、ここには猫が数匹おりまして、えさをねだっておりました。目の周りが赤いのは、潮風の影響かしら?
星砂の取り方を聞いて、皆さん結構いろいろチャレンジしてます(笑)。かく言う私もこの後、砂浜に行って星砂取りにチャレンジ。
もくもくと砂を触っては探し砂を触っては探し・・・。ふと観光客がいなくなると、海岸は静かでのんびりしています。
結構石もあったりしました。ようやく星砂がよく取れる場所とその取り方がわかってきまして、より没頭しだした頃(笑)
わかりますかねー?手のひらのど真ん中の物体が、星砂です。手のひらを砂に押し付けて、その手についた砂を落としつつ探すというやり方です。
結局30分ほど星砂取りをしておりました。さすがにコレで生計を立てられるほど取れませんな。業者は養殖でもしてるんでは?と思いつつ、浜を離れます。
フェリー乗り場に向かう途中、昨日寄った浜辺に行ってみたら、おおっ!めっちゃきれいな海の色!
星砂浜もよかったけど、こっちの海岸のほうが色がきれいですね。正に常夏の海の浜の色です。空も晴れてきました。
うすく写っているのが西表島です。こんなに近いんだなぁ。次回来たら、西表島に渡ってロビンソンのところに泊まるか(笑)
海岸裏手の芝生のところに戻ると、あらまたくさんの猫ちゃんが(笑)。猫にとってはえさをもらえたらパラダイスですな。
これで竹富島ともお別れです。こういった島に泊まってみるのもいいもんですねー。
石垣島のフェリーターミナルに戻ったら、この方を発見!ちゃんぴよん!の具志堅さんの銅像。そういえば、こちらの出身でしたね。
さて最後にとっておき(笑)。いがぽんさんに教えてもらった「トニー食堂」へGO!下に座っているのがお店のおっちゃんです。すごく強烈な方でした(笑)
そばとチャイをいただきましたが、チャイとここの島ごしょうがうまかった。島ごしょうはお土産に購入。そしたら、もともとはどんなものか見せてもらうことに。
屋上にあるから見ておいで~といわれて上ってみたら・・・。え?隅っこにちょこっとある、あれがそうなの??
実はこれが島ごしょうの材料だそうです。ちょっと独特の味がしますが、確かに香辛料。いい味出します。ホントここのチャイはうまかったからな~。おっちゃん、ご馳走様でした。
いよいよ空港へ向かいます。新空港ができた経緯を昨日飲み屋で聞いて、いろいろ難しいことがあるんだなぁ~と複雑な心境。
時間があったので、空港内でお土産を物色しつつ、最後にオリオンビールを1杯。南の島は、このビールが一番ですね。
行きとは違い、帰りはほぼ満席。3時間居眠りしながら大阪へ。いやー、いろいろありましたが楽しい旅でした。

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