2009年北海道ツーリングひとコマ(8月前編)

一旦関西に戻って、1ヵ月後に改めてやってきました夏の北海道。今年はオフロード車で走っているため、
長距離移動ができ難いのですが、その代わり、今まで走れなかったダートを思いっきり満喫できる
恩恵にもあずかってます。
さて、本当は十勝のパンケ、ペンケ、シートカチの林道に行きたかったのですが・・・。
前回の函岳が悔やまれ、どうしても展望を見たかったので、再度アタックすることにしました。

行きの飛行機に乗るため、前回同様神戸空港に到着したら・・・。なんと、天候不良で関西空港に引き返すかも?との条件付きに。えー?函館とかに下りてくれないの??
しかしまあ無事北海道到着し、翌日しもPさんちに預けていたバイクを引き取って、8月ツーリングの開始!さすがに7月より暑くなってます。
出発する直前、なぜか地図を忘れた事に気が付きました。無くても走れるけど・・・。やっぱあった方がいいな、ッてことで、数年ぶりに北海道版ツーリングマップルを購入。
国道、道道を抜けて、オロロンラインのR231号線へ。そこでこのバイクが33333.3キロメートル達成!私が使用してからはせいぜい千キロくらいだと思うけど(笑)
途中、国道から北方面を見ると・・・。うーん、やっぱり天気が良くないような感じ。十勝方面のダートをあきらめて、再度函岳に行く事にしたけど、失敗だったかな?
さて北上途中でお昼ですが、ちょっと早かったけどここにやってきました。いつも寄る「菊池商店」です。今はここのうに丼が一番すきかなぁ。
というわけでいただきました「菊池商店」のうに丼です。たこ刺しと潮汁がついて2,000円なり。ホント海の食堂って感じでのんびりしてます。
嬉しくなってうに丼のアップなんぞ(笑)。お盆の頃にサービスだといってうにが大盛り、貝の煮つけまでサービスしてくれたりしたっけなー。まだやってるんかな?
うに丼食べて腹いっぱいに。さてゆっくり北上するとしますか。海を見てみると・・・天気が回復してきたかな?晴れてくれているといいなぁ。
折角だからちょっと休憩に増毛によっていく事に。結構暑くなってきたので国稀酒造の水がうまい事。いい休憩ポイントです。
7月に寄ったので、今回は中には入りませんでしたが、さすがに観光客はこの時期のほうが多いですね。
実は前回来たはずなのに、このサインがあることなんぞ全く覚えていませんでした。改めてみると、観光客向けに色々がんばっているんだなぁと実感。
増毛駅に列車が止まっていたので、これはこっちに来るなと思い、留萌駅に寄ってみました。結構大きなターミナル駅です。
いろいろ面白いものが置いてありました。これは以前使用されていた、各地への旅客料金表です。蒸気機関車の頃は、これが普通だったんでしょうね。
その横にはこんな数の子のオブジェがありました。さすが海の町。最初は一体なんだろうと思いましたよ(笑)。中途半端に真中に置いたらまたがられるだろうなぁ(笑)
そうこうしているうちに、増毛から列車が到着。ここからも乗客があり、結構なお客さんを乗せて深川に向けて出発していきました。いつもこれくらい乗っていたらいいのにな。
留萌を出発し、今回は小平から道道にて朱鞠内方面へ移動。写真は小平ダムの橋の上で撮影。観光シーズンとはいえ、何も無いところだと車は滅多に通りません。
朱鞠内のクリスタルパークで休憩したら、なんと気温が31度を越えていました。そんな風に感じないのは、空気が乾いているせいか、それとも温度計がおかしいのか?
夕方になる頃、美深に到着。天候が回復して山もきれいに見えたので、キャンプ場へは行かず、直接函岳にアタックする事に。
前回も走っているので、順調に高度を上げていきます。15キロほど走ったところで加須美峠に到着。天候を見て、これなら大丈夫と確信。
前回はここで写真をとっていて、雲に気がつきましたが、今回は全く心配ありませんね。ゴールがどんな風景なのか楽しみ・・・。
気持ちのよいストレートの道が続いています。前回はガスで全く何がなにやらわかりませんでした。遠くの山の上に何かあるなぁ。
そして夕方16時半頃、ついに函岳山頂に到着!遠くから見えたのは、この北海道所有のレーダーなのでした。天候とかの調査用でしょうか?
駐車場付近には、バンガロー以外に何もありません。朝はガスがかかることが多いですが、この小屋で晴れるのを待つ人もいるとか。
レーダー裏の山頂まで歩いていきます。おお〜。西〜北〜東、何もさえぎるものが無いのでよく見えますね。これは絶景!見に来るのもわかります。
何せ7月に天候不良で到達できなかっただけあって、うれしさもひとしお。あっちこっち撮影してます(笑)
東側は少し低いところに低い樹が広がっていました。自然の池なんかもありましたね。太陽の光で私の影が樹に映っているのがわかりますか?
宗谷方面はこんな感じです。西側も相ですが、海が少しガスっていた感じもあり、それほど遠くまで見通せませんでしたが、満足です!
では記念撮影ということで、三脚引っ張り出して色々撮影。この写真は年賀状に使用しました。久しぶりの充実感でしたね。
お昼くらいだったら結構な人がいるのでしょうが、さすがに夕方ともなると、誰もいませんでしたね。この後入れ違いで一人来たくらいでした。
目標を達成したので、美深アイランドキャンプ場へ向かいます。下りのダートも視界が広がったので景色が良かったなぁ。
美深キャンプ場では、前日からダート走りまくりのocchanさんが待っていてくれました。でっかい鶏肉を焼いて、お互いのオフデビューを祝いました。
さて翌日。今日はしもPみーちんなので、夕方に札幌方面に行く事になってます。Occhanさんとも後程また会いましょうとのことで、先に出発。
ふと函岳の方を見ると、やっぱりガスがかかってる・・・。あの時間にアタックしといて正解でした。朝晴れたらもう一度と思っていたけど、これは無理かな。
やっぱりお世話になりますセイコーマート。最近はローソン、セブンイレブンが多くなってきましたが、やっぱり北海道はセイコーマートを利用したいっす。
函岳に続いては、前回断念したピヤシリ林道へ向かいますが・・・。途中、国道に「激流の滝」の看板があったので寄ってみる事に。
高低差はさほど無いものの、なかなか長さのある滝でした。かなり辺鄙な場所なんですけど、他にも見に来ていた人がいました。
更にに松山湿原近くにこんな名水があることに気がつきました。距離もさほどではないので寄ってみる事に。こういうときはオフ車は楽だなぁ。
分岐から少し走ったところの山手にありました。本当に山の中ですから誰もいません。遠慮なく水を飲んでいく事に。
林道開発中にでも湧いた水なんでしょうか?年間通して水は湧いているようです。冷たくてうまい水でした。久しぶりにいい水に当たったなぁ。
今飲んできたニウプの冷水の奥には、こんな滝がありました。誰も来ない中での滝観賞はいいものです。
雨露の滝、というそうですね。この横には遊歩道があり、奥には更に滝があるようだったので、ちょっと行ってみる事にしました。
ウッドチップの歩道をがんばって歩くと、10分くらいしてこの流れの中の滝が現れました。
その滝から更に歩いたところには、こんな風に流れのようにも見える滝が見えて来ました。写真ではよく分からないですが・・・
この滝は女神の滝というようですね。名前の由来がわからないのが残念でした。この奥はさすがに道も無いので引き返します。
さて、幌内越峠手前にある入口から、ピヤシリ林道がスタート。入って直ぐに、鹿と遭遇したのには驚いたよ。ここもちょっと走ったら滝がありました。
この案内板によると2つの滝があるようですが・・・。どうも正面の大きな滝以外には、何もない感じなんだけどなぁ。
このピヤシリ林道は名寄方面に抜けていますが、この辺りからは非常に走りやすくなりました。何せ幅が広いのでゆったり走れます。
だんだんと標高も高くなり、視界が開けて辺りが見渡せるようになってきました。どうやら函岳方面はまだ雲がかかっている様子。
視界が広がると天気も良くなってきまして。反対側からもオフロードバイクが2台やってきてすれ違っていきました。まさにオフ天国ですなぁ。
この時期は道端にも名前がわからない花がたくさん咲いていますね。黄色い花がきれいでした。できるだけ踏まないように注意して・・・。
尾根線沿いを走る感じになると、名寄方面も見え始めました。どうやら天気は回復したようです。あちらも晴れていますね。
ピークを超えたようで、少しずつ下りながらの走行になりました。ここも開けた場所なので走っていて気持ちがいいです。
少し行くと、ピヤシリ山への登山口がありました。ゲートが閉まっているので車両ではいけない様子。ここで名寄のバイク乗りの人と少し話をしました。
ようやく山を下りてきて名寄方面へ。名寄のひとつ手前の駅は「にっしん」というので、日清かと思ってたら・・・。こんな無人駅でもレンタサイクルがあるのは驚き。
ね、各停しか止まらない駅です。それでもYHの最寄駅だったりするし。うまく名寄で特急に接続するんですかね?
そろそろ南に向かわんとなぁ〜と思いつつ、名寄駅に寄ってみました。結構大きくてきれいな駅です。かつてはここから名寄本線が出ていたんですが・・・。

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