今回はオフロードバイクで林道を走る、という目的のうち、最大目標が今回向かう函岳。
この美深アイランドキャンプ場からすぐの場所なので、天候を見てアタックすることに。
さあ、目的地に到着できるでしょうか?
おはようございます。美深キャンプ場の朝です。夜の間に雨は上がったようですね。写真はキャンプ場前にある、美深温泉です。一人400円ですよ。 | |
今日アタックしたい函岳方面は・・・。こりゃ確実に雲がかかってるなぁ。こけさん曰く「昼まで待ってみたら?」とのこと。ここはおとなしく回復を待ちます。 | |
キャンプ場内です。料金も安くて温泉も目の前にあり、ゴミも有料ながら引き取ってくれる、ほぼ理想のキャンプ場ですね。居心地いいので、長期滞在者がいるのも分かります。 | |
どうも天候回復に時間がかかりそうなので、じゃあということで、北にある豊富温泉まで行ってみることに。もう北海道はあちこちで蕎麦の花が咲いています。 | |
実はちょっと距離を見誤り、なんと100kmも走るハメに。ようやく着いた豊富温泉、町営風呂って雰囲気ですね(笑)。ここの特徴はというと・・・ | |
もともとは石油関係の掘削を行っていたところ、温泉が湧いたという豊富温泉。すでに駐車場横の、このくみ上げ設備から石油の匂いがプンプンします。 | |
湯船に向かうと・・・うんわっ!すごい油臭い!ま、まぁは入れないほどではないので入ってみると、湯はかなりいい!泉質とか温度とか、すごく身体にいい感じです。 | |
すっかり温まって温泉を出ました。ここの食堂のジンギスカンも気になったんですが・・・。しかし、天気はまだどんより曇り空。とりあえず戻ろうか・・・。 | |
函岳にアタックすることを考えると、あちこちより道ができませんでした。豊富温泉に向かう途中にあった、トナカイ牧場ですが・・・。残念ながらパスすることに。 | |
豊富の街中で発見した、砂箱です。冬季滑らないようにまく砂を保管する入れ物ですね。なかなかユニークですね。 | |
豊富温泉は北緯45度線を越えることになります。オロロンラインが有名ですけど、こちらの道道にもこんなモニュメントがありました。 | |
せっかくだからと、JRの駅にも寄ってみました。南幌延の駅です。せいぜい列車1両が止まれる程度。この辺りには、駅の真裏にある家1件くらいだけどなぁ。昔はもっと人がいたんだろか? | |
ユニバーサルデザインの一環で、この駅にも「W70」とマークが入っていますね。それにしても結構年季の入った看板ですねー。 | |
お昼はこの音威子府で食べることに。以前にも来ましたね。ここでのお昼はというと、常盤軒のお蕎麦です。 | |
やっぱりここの黒いそばは独特の味がします。でも食べたくなるんですよねー。おにぎりもあったのでそれも買いました。あ、でも天ぷらは非常にアレなんで、それ以外を頼んだほうがいいです。 | |
駅蕎麦なのに、ここのお蕎麦はいろんな雑誌やTVで取り上げられたことから、ライダーはもちろん、その他旅行者やサラリーマンまでやってきます。今日も普通のサラリーマンが食べにやってきましたよ。 | |
どうにも天候が不安ですが・・・、美深まで戻ってガソリンを補給した後、函岳にアタックすることに。ここを右折しておよそ32キロ・・・ | |
数キロ舗装された道道を走りますが、ここからは美深歌登大規模林道と呼ばれる未舗装路に。いよいよジェベルが威力を発揮します! | |
最初は一部で荒れ気味の部分もありましたが、以外とフラットで走りやすい。何よりオフロードバイク、軽いしタイヤが違います。安定感が全く違いますね。これは楽しい♪ | |
函岳へ向かう分岐の加須美峠へ到着。およそ15キロほど。ここまでは親切にキロ数表示なんかもあって、分かりやすい道でした。途中ランドクルーザーが飛び出してきた時はびっくりしたけど。 | |
加須美峠からは函岳レーダー道路となりますが、こちらもフラットで走りやすい。結構気分よく走っていたんですが、そうしたら・・・ | |
写真を撮るためにふとバイクを止めたら、あっ!雲がもうそこまで来てる!・・・うーん、まだ標高上げていくみたいだけど、果たして大丈夫だろか? | |
こんな風に道はまだまだ標高を上げるそぶりを見せています。雲の真っ只中では展望は開けないだろうなぁ・・・ | |
加須美峠から10キロほど、ガスが濃くてスピードが出ず、結構時間かかって函岳山頂到着です。やっぱりダメだったなぁ〜 | |
この先にレーダーがあって山頂なんですけど、無常にもゲートが閉められていました。まあ開いていても何も見られないけど・・・ | |
どうやら晴れていたら、こんな展望が見られるようです。利尻島を除けば道北方面で一番といえるほど高い山だから、天候の変化は激しいんでしょうね。 | |
仕方ないので美深歌登大規模林道の残り半分を走るべく、加須美峠まで戻ります。途中でこんなまっすぐなフラットダートが。これならかなりのスピード出ますよね。 | |
この写真は美深歌登大規模林道の終点近く。山を下るルートの途中は結構気合入れて走っていたので、写真を撮る余裕なし(笑)。もっとも、走りやすい道ではありましたけどね。 | |
そのまま続けて風烈布林道を通り、オホーツク沿岸へ出ることにしました。ここも走りやすい林道と教えてもらっていたので、続けて挑戦です。 | |
高低差もそう大きくなく、またタイトなカーブもそんなに無いので、ここも走りやすいダートです。しかし、そんな道だもんで、ついスピードあげてしまった挙句・・・ | |
ゆるい右カーブなのに、回りきれずにこの藪にバイク後と落っこちました(笑)。あせってましたけど、バイクがエンジンかかったので一安心。これで動かなかったらどうしようかと思った(笑) | |
エンジンのパワーを利用して、よっこらしょうと道にバイクを上げることに成功。いやー、なめたらアカンぜよ(笑)。ホントはもう2本ダート走る予定でしたが、道道で引き返すことに。 | |
道道880で戻る途中、鹿の群れを発見。めったに車が通らないからか、不思議そうにこっちを見てました。望遠レンズに変えようかな?と思ったら、一声ないて皆どこかへ行ってしまった。くそっ。 | |
こんな舗装路なんだかダートなんだか分からない道を走りつつ、道道120号へ戻り、美深へ戻ってきました。面白さも怖さも教えてもらった1日だったなぁ。 | |
美深のスーパーでこけさんと合流し、今日もキャンプ宴会です(笑)。ピヤシリ林道へ行っていたとの事。ホントはそこも走りたかったんだけどなぁ。 | |
こけさんは豚肉の味噌ジンギスカン風。いやー、これがなかなかうまかった。ピーマンともやしもいい仕事してます(笑) | |
ワタクシはベーコン入りトマトとなすの煮物。煮るだけだから簡単(笑)。地元のスーパーで買ったトマトは、地場の物なのか、味にそんなに酸味がなかったなぁ。 | |
夜には星も見えて、これなら明日の朝に際アタックできるなぁといっていたものの、朝起きたらこんな風景。コリャだめだ・・・。 | |
何とか晴れてくれんか〜と願いつつ、サンドイッチを炙って朝食。今回バーナーを、カセットガスが使える物を購入して使用してます。ちょっと足が動くのが難点だなぁ。 | |
こけさんも今日で美深を撤収するんで、荷物の整理中。しかしまあ、一体どうやったらあのバイクにこれだけ積めるのか?と思う量です。 | |
歯磨きしてテントに戻る途中、サイトにこんなでっかいきのこが生えているのを発見。食えるきのこだったらいいのになぁ〜 | |
ちなみにどのくらい大きいかというと、この写真見てください。右下にカメラレンズの蓋があります。まさにマリオが手に持ってるきのこの大きさですよ(笑) | |
ようやくこけさん家財道具一式がバイクに乗りました(笑)。ってか、人が乗るスペースがあるんか?って見えますよね。 | |
美深のセブンイレブンでこけさんと別れ、こちらは美深国道を朱鞠内湖に向かって走ります。バイクはしもPさんちに預けて一度戻る予定なんですが・・・ | |
おっと、幌加内町に入りましたね。この看板を見て、思わず水曜どうでしょうを思い出したのでした(笑)。 | |
クリスタルパークまでやってきたので、ちょっと立ち寄ってみましたが、-41.2度といわれても、全然想像できない寒さなんですけど。 | |
ここはキャンプができるのかな?と思って寄ってみたんですが、どうもそんな場所はなさそうな・・・。きれいに整備してあったので残念。 | |
折角なので、帰りがてらダートを走ってと思い、道道528を走ろうとしたら・・・あれっ?通行止めなの?うーんどうしようか? | |
看板を見て悩んでいたら、ちょうど農作業に向かうおじさんが横に止まって、この先は通行止めになってるから行けないよと教えてくれました。おじさんありがとう。 | |
仕方なく国道に戻り、国道275を南下していると、道の駅近くでこんな鉄道遺構が。どうやら深名線の鉄橋のようです。きちんと手入れをしているので、きれいに残っていますね。 | |
そのまま下って、幌加内町にある鉄道資料館に寄ってみました。深名線の資料が展示されていました。廃止になって14年経つようです。 | |
最も初期の深名線の時刻表です。大正13年とありますね。この頃は、列車が3本行き来していただけのようです。これからどんどん北海道が開発されたんでしょうが。 | |
さて、お昼になったので、ランチは旭川で食べることに。道道72号線で峠を越えて、旭川市内へ向かいました。今日のランチは・・・ | |
旭川ならやっぱここでしょう、ってことで、みづののしょうがラーメンを食べることに。今までの成績1勝2敗だったので、今日は開いているかなぁ?・・・開いてた(笑) | |
早速注文、いただきまーす。スープだけでなく、麺にもしょうが入ってるそうです。身体が熱くなってきた。大体ここに来る人は皆、このしょうがラーメンを食べに来ているようです。 | |
食べた後は、しもPさんちに向かう途中の小ネタ拾い(笑)。道道4号の新城峠の景色です。小さいですが、美瑛のような丘陵とマップにありました。なるほど。 | |
電線がちょっと残念ですね。丘のほうに登ったら、面白い景色がみれたかなぁ?さすがに美瑛・富良野ほど広くないのが有名になれないネックか? | |
そこから少し南に下ると、黄金水松という、樹齢3000年のイチイの木があるので見てみました。さすがにおおきい!ここは1組老夫婦が見学に来ていましたね。 | |
白樺の木の周りを見れば、ここもたくさんのきのこが生えています。白樺の木はきのこが群生しやすいんですかね? | |
時間が少なくなってきつつ、芦別川沿いにこんな鉄道遺構を見つけてびっくり。うーん、旧国鉄のものなのか、私鉄のものなのか分からないのが残念。 | |
必死で走ってしもPさんちにバイクをお預けし、千歳空港でようやく一服。やっぱり最後にクラシックを一杯飲んでいかないと。 | |
飛行機は飛び立ってしまうと雲の上。それにしても、この7月は天候不順ですっきり晴れませんでしたねぇ。暑くなくて助かったけど・・・ | |
小腹が好いたので、売店でこんな大福を買ってもぐもぐ。来月の北海道はどうしようか、悩みながらの一時帰還でした。 |